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水泳指導が始まる!

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

そろそろ水泳指導が始まる時期になりました。勤務校でも、先日プールの準備がありました。プールで思い出すのは、本州での体育主任時代のプール管理の思い出。もう十年くらい前だから、今は変わっているのかもしれないですね。

辛かったプール管理…

プール管理の始まりは、2年生のやご取りから。やり取りが終わると、6年生によるプール掃除。これは楽しかった!子どもたちと一緒にヘドロをすくって、ブラシでこすって…。わいわいしながら子どもたちとやったなぁ。

その後、水張り!ここでちょっとドキドキします。最近も水の止め忘れで大変なことになっていた学校がありましたよね。経験から水を出す量と貯まる時間を計算し、止めにいきます。ドンピシャだったときの快感。わかる方いますよね。

大変だったのは、塩素濃度の管理。錠剤、顆粒があって、数値に合わせて使い分けながら手で撒いていました。撒く量が少ないと藻が生えてくる…。それを防ぐために撒きすぎてしまうと、やってしまった…。子どもたちの目が真っ赤に…。土日や連休があると大量に撒いていましたね。それでも、天気が良すぎるとすぐとんでしまう結果に…。

最も大変だったのは、珪藻土。これをやったことがある人はどれくらいいるでしょうか?大きなタンクがあって、まずは古いものを流し、新しい珪藻土を投入。でっかい袋から手作業で投入するため、体は粉だらけ。しかも、初めて体育主任になった学校では、排水が壊れていて珪藻土を変えるたびに一面水が溜まって海のよう…。足は水浸しだし、蚊は大量発声しているし…。定期的に数値確認しながら作業するのは辛かった…。

北国は天国です!

まずに6年生によるプール掃除はありません。業者がやってくれます。しかも、ビニールハウスになっているので、葉っぱが入ってくることはありません。水を張ったあとに、ロボット清掃で仕上げ。

塩素の調整は、自動!つまみでピッチを決めれば、あとは自動で塩素を入れ続けてくれます。手で、塩素を掴む必要はありません。

珪藻土も、どうやら手作業でやる必要なし!

水泳指導の原動力!

「学校の様子プールなんて、やったってたいして泳げるようにならないでしょ…」

私が直接言われたわけではありませんが、昔ショックだった一言。この言葉と常に戦っています。

体育専門とする者として、この言葉は許せません。絶対に、泳げるようにしてやる!

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