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今日は、3学期始業式!

「始業式はさ。長い休みを終えて、みんな『よいしょ!』って気持ちを奮い起こして学校に来るわけよ。初日は来ただけではなまるあげないと!」

昔、一緒の学年を組んだ先生がよく言っていた言葉です。当時は正直、「そんな甘いことを…。最初の3日間は、黄金の3日間!ここで締めないとズルズルいってしまう!」と思っていました。

最近は、長期休暇明けの期間が命の週間になるなど、世間一般でも温かく見守る時期だという考えが広まっていますね。私自身も考え方が変わってきて、今日はあまり気合いを入れず、ゆったりした気持ちで見守りました。

「前提が間違っているよ。なんで学校が嫌だっていう前提で話が進んでいるの?」

不登校の子の話を教頭先生と話していて、脳天を撃ち抜かれた言葉です。
「◯◯さんは不登校なのに、放課後公園で遊んでいるらしい。頑張って学校に来ている子たちの反感を買わないといいんだけど…。」
「なんで学校が嫌で、頑張って来る前提なの?」

始めの話もそうですが、なんで全部学校が嫌なものという前提なんでしょう?これは、自分を含め、大人が責任なのではないでしょうか?


①担任が学校は頑張って来るところと思っていないか?


私自身、そう考えているところがあると思います。学校に来れば、楽しいこともあるけど、逆に我慢すること、やらなければならないことがあるという前提に立ってしまっているから、そういう活動があっても仕方ないとやってしまっている部分があることは否めません。まだ工夫の余地があるのに…。

②周りの大人が、仕事は苦しいもの、休みは嬉しい!休み明けは辛い…と子どもの前で言っていないか?

大人がこういう考え方をしていて、子どもの前で平気で言っているから、子どももそういうもんなんだと誤学習している部分があるのではないでしょうか?

子どもは、大人の鏡!子どもたちには素直に学校が好きで、行きたいって言えるようになってほしい!そのためには、まず担任が、そして周りの大人たちが楽しんで働いているところを見せないといけないですよね。

そういう気持ちで頑張ろうという自分への戒めでした…。


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