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熟練度の高い先生とそうでない先生の違い…

小学校の先生で2児の父、雄剛です。

先日、北海道教育大学の中島教授のお話を聞く機会がありました。「体育授業で熟練度の高い先生とそうでない先生の違い」を、聞き取り調査した内容や授業中の声掛けを分析して導き出していて、面白いなぁと興味深く聞くことができました。

熟練度の高い先生は子どもの実態から授業を作り、そうでない先生はやらせたい活動を決めてから他のパーツを埋めていく…

自分ももしかしたらやらせたい活動をまずは決めているかも…。「この種目ならこんな活動をさせたら面白そう!」「これをさせたら授業が盛り上がるんじゃないか?」「ICTをうまく使った授業がしたいなぁ」そんなスタートで、まずは活動を決める。その活動ありきで、授業の組み立てや時間をどう分配するか、クラスの実態を加味してどんなアレンジをしていくかを考え、授業を作っていく…。

でも、熟練度の高い先生は、子どもの実態ありき!この子どもたちにその種目を通して何を学ばせたいかがスタートで、そのために必要なことで授業を組み立てていく!

これは反省させられました。

熟練度の高い先生は子どもの考えを聞き、そうでない先生は技術的なアドバイスをする!

私は、技術的なアドバイスをしているかも…。先生が技術的に大切なポイントを全て言ってしまう…。

でも、熟練度が高い先生は、「なんでそうやってみたの?」「今なんでできたんだろう?今まで違うところは?」そんな問いをして考えさせ、それを説明させ…を繰り返していく。

熟練度の高い先生は単元の後半にかけて子どもの対話が増え、そうでない先生は減っていく…

熟練度の高い先生の授業は、後半にかけて子ども同士で話したくてたまらなくなっていく授業!

結局は、子どもを主語にして授業を作っているか、先生が主語で先生がやらせたいことで授業を作っているのかの違い…

これは、体育の授業に限らずの話で、私自身おおいに反省しなければならないなと考えさせられました…。

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