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【初任層の若手との学年経営】どこまでやってあげたらいいのかな…

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

今年度は、例年より新年度準備の日数が多いのに、なぜか仕事に追われています。その原因は、学年主任なのに慣れない低学年で、しかも初めて経験する学年のため、見通しが立たないこと。そして、初任層の若手と一緒に組んでいること…。特に二点目がうまく噛み合わずに、仕事の効率を悪くしています。

どこまでやってあげようか…?

決して若手の先生が悪いわけではありません。その先生は、やる気いっぱいで、「ここどうしたらいいですか?」「何かやることありますか?」「教えてください。」と能動的に動こうとしています。

どこまでを任せて、どこはこちらでやるのか…

一応、学年でやるべき仕事と学級でやるべき仕事を全て書き出したプリントを共有し、ある程度じっくり考えて作らなければならないものは主任である私担当、子どもに配ったり、子ども向けに掲示するものなどは若手の先生に…ということで初日に役割分担を明確にしてスタートしました。

すると、やはり考える必要がある自分の方が時間がかかり、早めに終わった相方がちょっと暇そうに…「終わったら、これをやってもらおうかな。」と指示を出しながらやるも、どうしてもタイムラグができてしまう状況に…。

自分が任せきれずに、仕事を抱えてしまっているのも原因かもしれません。

どこまでを教え、揃えていくか…

私は、基本的に「足並み揃えて!」が嫌いです。それぞれの先生に得意分野があって、個性があるので、それを生かして自分なりの学級経営をしてほしい。「足並み揃えて」で、その先生のいいところを消すのはもったいないと思うからです。

ただ、学級を集団としてまとめるため、学年をまとめるために最低限抑えるべきポイントはあると思っていて、そこだけは若手の今だからこそ伝えたい。そして、やる気に満ちた顔で「授業や単元の組み方なども教えてほしい!」と言われたからにはそれも教えないと…。となると、全てこっちが先手を打って相方が準備を始める時には、こちらの準備が整っていてポイントや進め方を伝えられる状態でないといけない…。あれ?人のことばっかりしていたら自分のことが後回しで、気付けば仕事が後手後手に…。

こんな状態です。

今は、お互いのできること、できないことをすり合わせる時期

新年度が始まってまだ3日。お互いを理解して、効率よく準備を進めるなんて難しいですよね。若手の先生がどこまでできるか、どこまで任せていいのか、どこ教えるべきなのかを焦らず見極め、お互いの距離感を作っていく時期なのかなと思います。

自分に言い聞かせます。

「焦らない、焦らない…。一休み、一休み」

それにしても、今回は日数に余裕があるのに、不安な気持ちが強いです。逆に時間があるからかな?早く子どもたちと出会って、始まってしまえば不安も消えるのでしょが…早く始業式にならないかな…


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