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ついにここまで…生成AIで所見作成!

小学校の先生で、2児の父、雄剛です、

最近、古い記事ですがこんな記事を読みました。

この記事では、ChatGPTですが、もっと大きく生成AIで所見の骨格を作成してしまえば、ちょっと手直しすればすぐに所見が完成してしまうようです。

この記事では2パターンの作成の仕方を紹介しています。
①キーワードを入れて、文章を作成
 頑張ったところや成長が見られたところを、入力しておいて、そこから生成AIにより文章骨格を作成する。

②成績から、文章を作成する
 よくある、学力テストの結果付いている文の感じですね。良いところと頑張りが必要なところをデータ上で分析し、文章にする。

これが実現するなら大きな負担軽減が可能!

記事では、字数の設定も変えられました。そう考えれば、普段の見取りをきちんとして、保護者に知らせたい姿を書き留めてさえおけば、所見の作成は本当に1時間程度で終わる可能性もあります。手書きしようと思えば、結構な時間がかかりますよね。所見は、切羽詰まった土日に徹夜で書き上げるなんていう人もいるのではないでしょうか?それが1時間は魅力的です!

問題は、所見で保護者に何を伝えたいか…

保護者に伝えたいことが、「事実」のみならば、生成AIによる所見作成はどんどんやってよいのではないかと思います。事実を、うまく順序立てて体裁を整えるだけならば、生成AIの得意分野だと思うからです。

でも、私は「事実」のみの所見にはあまり意味がないと思っています。管理職によっては、私情を挟まず、事実のみを書くように指導されることもありますが…。私も保護者として娘の所見を読むことがありますが、箇条書きで事実のみが書いてあると、何も感じるものがありません。

例えば…
【事実】体育の鉄棒では、逆上がりに何度も挑戦し、できるようになりました。

⇒体育の鉄棒では、何度も練習することで逆上がりができるようになりました。難しくても諦めずに挑戦を続ける姿が素晴らしかったです。

こういう所見をもらったほうが、子どもの日々の頑張りや、鉄棒だけでなく、他の教科でも諦めずに取り組んでいる子どもの成長が見えませんか?

所見を先生の見取りをもとにした、子どもの頑張りや成長を伝えるためのツールと考えるならば、生成AIには難しいのではないかなと思います。下手に骨格があると、それをどう変化させていくかも難しい…。余計に時間がかかりそうです。

所見については、本当に人それぞれの考え方があるので、どれが正解とは言えないのですが…。

皆さんは、生成AIで所見作成についてどう思いますか?

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