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入学式

双子が中学生になるのと同時に、娘が高校生になる年は、卒業式も入学式もそれぞれの日程であって大変だった。

次男と娘の入学式が同日にあった。娘には、すごく申し訳ないことをしたけれど、息子の入学式を優先することにした。

娘の入学式は午前中、次男の入学式は、正午からだったので、娘と、次男に制服を着せて、娘の学校の入学式が始まる前に、校門や学校の中で、娘の記念写真を撮った。

その足で、息子を連れて、片道1時間かかる中学校まで急いで向かった。入学式には大吾も来た。
あまり感情を表に出さない大吾も、次男が、県内屈指の進学校に行くことは、誇りに思ったのか、学校に行くとテンションマックスになって、校門で写真を撮りまくっていた。

次男がこの学校に入るまでの間、見学会や、文化祭、先輩の受験の日、自分の受験日、入学説明会など。何回か学校に入るまで訪れていて、慣れていたが、はじめてこの学校に来た時は、大吾のようにテンションが上がったことを思い出した。

改めて、この学校に6年間通うのかと言う気持ちに、身が引き締まる思いがした。
そして、入学式テンションが上がって、感動していた大吾がこの学校に足を踏みえれたのも、この日が最後となった。

入学式まで桜が残っているのが珍しかったが、その年は、桜の木の下で記念撮影することが出来た。

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