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優しくするだけが正しいのか?威圧感やNOという力も時には必要

こんにちは、にんにんです。

今日は、
人にひたすら優しくしたり、受け入れるというのは
どういうことか。時には威圧感やNOという力も
大切ではないか?
ということをお話ししてみようと思う。


【あるある】人生で起きる嫌なこと

生きていると、嫌なことを言われたり
何かを押し付けられたりすることって、あると思う。

例えば職場で、威圧感の強い人から無理に
仕事を押し付けられたり、不愉快な気持ちになる
言動を繰り返されたり。

もしくは日常生活で、マウントを取られたり
あなたの意見ではなく毎回相手の意見を通されたり。

そんな時って、普通どんな反応をするかな?

職場であれば、
本当は嫌な気持ちになっているけど、相手の立場に
応じて曖昧に合わせて笑ったり…

本当は嫌だけど断れず、仕事をたくさん
引き受けたり…

日常生活であれば、
場の空気を壊さないように笑って受け流したり…

そして、家に帰って家族や友人、パートナーに
「聞いてよ!今日こんなことがあって…!」と愚痴る。

または、「あの時ああ言えばよかった…」と
ぐるぐる考え、イライラモヤモヤする。

こんなことって、生きてればいくらでもあるよね。

なんだか、優しくて人の気持ちを考えられる人の方が
損をしているように感じることもあると思う。

でもこれって、嫌な人や環境だけのせいなのかしら。

嫌と言わず受け入れたり、自分だけが我慢するのって、
自分で自分の限界を決めてしまっていないかな?

少し詳しく説明してみるね。  

不当な扱いを受けた時の反応

まず、そもそも論、嫌な立場に立たされた!とか
自分が毎回損をしてばかりだ!って思う時って

本当に避けられない時と、本当であれば
避けられる時の2パターンがあると思う。

もちろん、立場上どうしても我慢しないと
いけなかったり、自分の気持ちを全て相手に
ぶつけることが難しいことはある。

ただ、10回中3.4回は、自分が
「ここは断ろう」とか、「それは嫌だな」と
相手にアピールすることで自分の意思を通す
ことができるタイミングもあるんじゃないかな?

わたしの職場の話をしてみるね。

わたしの職場には、Aさんという先輩がいる。
この先輩は、本当に優しくていつでも助けてくれるし
困っている人がいたら放っておかない性格。

そのせいか、雑務を押し付けられることも多いし
やや軽んじられた扱いを受け取ることも多いように思う。

正直、他の人に比べて先輩がしている仕事は
とっても多い気がする。

そんな先輩は、わたしにこっそり
「こんなことがあったんだよ、もう嫌になる〜」
「あの人にこう言われたの!むかつく!」と
愚痴を言ってくる。(笑)

わたしは、もちろんこの先輩のことが好きだし
とても助けてもらっているから、先輩が困った時は
助けてあげたいと思うし、できる限り手伝いたい。

それでもやっぱり、話を聞いていると10回に4回は
「それ、嫌ですって言えばよくない?」
「それは笑って流さなければ良かったんじゃない?」と思うこともある。

冷たく聞こえるかもしれないが、
本当の本当に断れなかったり流すしかない状況って
そんなにたくさんはないのではないかしら。

もしかしたら、自分が「こうする」と決めるだけで
自分を守る行動を取ることもできるんじゃ
ないかしら。

次の章では、具体的にわたしがどう行動しているのか
について触れてみる。

自分の気持ちより相手を優先するということ

まず、やっぱり人がイライラモヤモヤするのって
「自分の本心に逆らった言動をせざる得ない時」が
多いと思う。

わたしもつい数年前までは、人の顔色を見て言葉を
選んだり、周囲の状況をみて行動を変えたり
ということが当たり前だった。

ただ、心理学や思考法を学ぶ中で、
「自分を大切にする」ということを学ぶことができた。

まず、自分にとって嫌な状況であっても
相手を思って優しく返答したり受け入れるのって

実は全然自分には優しくない。
相手を自分の上に置いてしまってるんだよね。

本来であれば、自分が嫌なことには嫌と言う権利は
誰でも持っているのに。

ただ、同調圧力や上下関係を重んじる日本では
なかなか行動に移すことが難しい。

でもそれって、自分次第で変えることができるんだよ。

わたしの対処法

今のわたしは、職場で嫌な扱いを受けた時は
上司へ「今回、こういう扱いになって、
わたしは嫌な思いをしました。次もこうなるのは嫌です」と伝えるようにしている。

自分の仕事ではなく人の仕事を押し付けられそうに
なった時は、タイミングが合えばもちろん
助け合いの精神で引き受けるが、

自分の仕事が立て込んでいたり、自分がきつく
なってしまいそうな時は、
「ごめんなさい、今バタついてて余裕なくて
できないです」と伝えるようにしている。

もちろん、毎回こうはいかず、わたしも
受け流したり受け入れることはある。

ただ、自分の感情を我慢して相手のことを全て
受け入れるのではなく、自分の感情を伝えるように
している。

最初は勇気がいるし、どう思われるかとても怖い。
毎回心臓バクバクしている。(笑)

もしかしたら、「強い立場にいるから、言えるんだよ!」と思う方もいるかもしれない。
実は、わたしは今の職場2年目だ。ぺーぺーだ。

だけど、言ってるの。これって本当に自分の力で
選べるんだよ。

言う時のコツは、
基本は笑顔・申し訳ない顔で言うこと。
わざわざ怒った顔をしたりきつい言葉は使わない。

「あなたが言うことは間違っている」
「それはあなたが悪い」というような
YOUメッセージではなく

「私は嫌だ」「私はこう感じた」というように
Iメッセージで伝えることがおすすめ!

意外と、自分の気持ちを伝えたり断っても
嫌な反応をされることは少ない。

自分で自分の気持ちを大切にして、意思表示できる
ようになると、自信がつく。

不当な扱いや、自分を軽んじられた時には
優しくしたり、受け入れるだけでなく
必要な時には自分を守るために声を発することが
将来的に自分を成長させることにつながると思う。

もちろん、NOといったり、自分の意見を伝えると
少し怖い人というイメージを持たれるかもしれない。

ただ、自分ばかり我慢してストレスを溜めたり
「優しくしないと」という気持ちに囚われすぎずに

少しの威圧感やNOを言う力は必要なのだ。
自分を守るために。

最初は無理にやらなくても大丈夫。

わたしも最初は、何を食べたいか、とか
どこへ行きたいか、と自分に尋ね
自分の気持ちを優先して決定する練習をしていたよ。

この練習をすると、本当の自分の気持ちに気づける
ようになるし、自分で自分の行動や発言を決めて
よい。と自信を持てるようになるよ!

最後に

今回は、「優しくすることだけが正しいのか?
威圧感やNOという力も時には必要」
と言う話をしてみた。

もしかすると、この記事で「優しくて受け入れてしまう自分」を否定されたようで、傷ついてしまった人も
いるかもしれない。

優しくて人を受け入れて、損をしてしまう
あなたが悪いのではないよ。

あなたは、とても優しくていつも頑張っている。

わたしは、そんなあなたにこそ、
あなた自身を大事にしてほしい。

自分を大事にできるのは、自分だけだから。

相手を上に置きすぎず、自分も対等であり
自分の気持ちを伝えることは当たり前の権利と
いうことを覚えておいてほしい。

ただ優しく受け入れるのではなく、
自分を大切にするために、NOといったり、
「それは無理!」と威圧感、出してみようよ!

動物的な力も、時には大事だよ。

みんな、自分を1番大切にしてあげようね。
今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました♪

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