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振るわぬ心 中折れの後遺症

 2024年になって3週間、男性機能を確かめようと風俗店を訪れる予定にしていた。半ば義務のような気持ちに急き立てられキャストの予約を入れようと思ったがどうも気が進まない。体力的にも気力的にも上向いていかない。仕事のため風俗店に行ける機会は2カ月に1度ほどだが、今回は見送ることにした。気乗りしない心当たりは2カ月前、初めて中折れし初めて2回戦ができなかった経験だ。それを払しょくしたいという思いがあるものの心の片隅にそこはかとなく怖さも残る。いったいどうしたものだろうか。

失意の中折れ

 2か月前にお邪魔した神戸福原の「B」店で20代前半くらいの元気なキャストにお相手してもらった。若さがみなぎるプレイスタイル、体育会系的な力強い腰使いで1回戦は無事終了。だがその時点で体に少し負荷がかかり年齢のギャップも感じていた。そして2回戦、口での奉仕で準備が整ったのだがどうもいつものような硬さにならない。体育会系の奉仕に私の体が反応せず、逆に気持ちはどんどん冷静になっていくのが分かった。この後、キャストも頑張ってくれたのだが、復活することはなかった。これが私が経験した初めての中折れである。

心と体の健康

 50代となって急に男性機能を確認したくなりその確認のため定期的に風俗店にお世話になっている。年齢や健康と男性機能の関係、体のメンテナンスの重要さ、そしてキャストとの相性など気づかされることが多く、学びや納得を得てきた。そして前回の中折れでは男性機能を発揮するには心と体のコンディションが大切なことも実感した。当たり前だが気持ちの盛り上がりが男性機能そのものであり、それに寄与するのがキャストとの相性や年齢に応じたプレイスタイルなのである。

バイオリズムと後遺症

 いまもう一つ影響を受けていると感じていることがある。それは季節によるバイオリズムである。自身を振り返ると春と秋にピークが来る傾向があり、逆に秋から冬にかけては落ち気味なのだ。仕事や趣味もどこか意欲的に向き合えない。健康のために数年来継続している筋力トレーニングもどこか億劫に感じる。さらにそうしたバイオリズムが今年はどこか深刻なように思えるのだ。例年通り季節が進むとこうしたバイオリズムがまた上向くのか、中折れの後遺症が尾を引いているような気がしてならないのだ。

前向きな見送り

 仕事や家庭で自分の行く末が何となく見えてきた50代。そんな中で衝動に突き動かされるようにして初めたのが風俗店通いだ。その根底には男性機能の維持という好奇心的な目的、寄る年に抗うという反骨心、残りの人生を充実させたいという期待があった。その思いはいまも変わらないが歯車がかみ合わなければ、中折れという寂しい現実を招くことも分かった。2024年もはや3週間、仕事の都合もあり、次の風俗店訪問のチャンスは来月中頃あたりか。今回の訪問見送りを良い結果に結び付けたい。




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