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僕の出逢った地上の星たち

いつもご覧頂きありがとうございます。
「一人前ではなく一流を目指せ」を沢山の方に読んで頂き光栄です。

感謝を込めて蛇足かもしれませんが、僕の敬愛する人々について書こうと思います。


2015年11月に建築設備会社に中途入社し約半年間、現場の工事部員として仕事をしました。仕事といっても掃除や先輩社員の道具の用意、段取りや片付けといった下働きでしたが。

僕の会社の工事部はペアで仕事をするのが習わしになっています。
親方の下に小方(こがた)は、ついて親方の補助をするとともに仕事を間近で見て学びます。

初めての現場作業で、右も左も分からない僕はよく親方に怒られました。
でも自分の悪い点を指摘してもらえることは非常にありがたいし、仕事に対しての注意で人格を否定しているわけではないから嫌だとは思いませんでした。

まぁ多少、理不尽なことで叱られたこともありましたが…。

僕の親方の工事車両は整理され、工具や材料がどこにあるのか常に整然としていました。

その人の仕事が早いのは段取りが優れていたから。
まさに「仕事は段取り八分で決まる」と思い知らされました。

整理、整頓、清掃、清潔、躾の5Sが常に実行されている。それは書物で学んだことではなく自らの経験から身につけたものだから更にすごい。

そして親方はいつも朗らかであり、行きつけのコンビニの店員さんと談笑したりとその人の周りには穏やかな時間が流れていました。

時々休憩時間に煙草を吸いながら
「竹内は頭が良いからもっと良い仕事があるのに。学歴がもったいない」とこぼしていました。

そう言われると僕は
「東京であくせく働くより、新潟でのんびり生活する方が性に合っています」と答えました。


そんな僕の師匠である親方にも1つだけ苦手なことがありました。
それは、パソコン操作です。

日報を入力したり稟議書等の申請書類の作成のために現場の工事部社員もパソコンを使用しなければなりません。

僕はよく師匠に呼ばれてパソコン操作を教えました。
同じことを何度きかれても真摯に対応したと思います。
工事部から総務部に異動した後でも分からないことがあったら電話で質問を受け操作方法をレクチャーしに師匠のいるところにうかがいました。

嬉しかったのは僕が教えたことを忘れまい、と大きな付箋に手書きのメモを記し、パソコンのモニター脇に貼っていたのを目にしたことです。

師匠は数年前に定年退職しましたが、僕は「鬼滅の刃」の我妻善逸の師匠のように師匠からかけて頂いた言葉や仕事への向き合い方を胸に自分を律しています。

まだまだ一流には、程遠いかもしれないけれど、社会を良くするために自分の進むべき道は正しい、と信じて今日も仕事に向かいます。

「HUNTER×HUNTER」のクロロ=ルシルフルのように僕の周りの人の良い言動を真似するスキルハンターとなれば良いと思います。
座右の本を抱えながら。

今日も皆様にとって、良い一日でありますように。
そしてこの度の地震で不便な避難生活を送られている方々が体調など崩されませぬように。
支援物資が一日も早く全員に行き渡ることを切望します。


皆様にご相談です。

昨日の投稿で畏れ多くも復興支援カラオケをUPしました。

もし聞き苦しくなければ、現在youtube上でUPされている楽曲の他に追加であげてもよろしいでしょうか?
恐れ入りますが、コメント欄にご意見・ご感想をお待ちしております。


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