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金春流能楽師 山井綱雄先生による迫力の謡! 能「羽衣」上羽

能楽師による生歌(正式には謡)って、本当に迫力があってすごいんです!
壁をぶち破りそうな響きわたる声にスタジオ中が騒然とした録音、ぜひお聞きください。

【'20/12/08配信】
能「羽衣」 上羽/金春流能楽師:山井綱雄

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★歌詞
君が代は 天の羽衣まれにきて。 なずとも尽きぬ巌ぞと。
聞くも妙なりあずま歌。 声そえてかずかずの。 笙笛琴箜篌。 
孤雲のほかに満ちみちて。 落日の紅は。 そめいろの山を映して。
緑は波に浮島が。 払う嵐に花ふりて。げに雪をめぐらす。
白雲の袖ぞ。妙なる。

ザックリとした超意訳
君の代は まれに天人が羽衣で 撫でたとしても尽きない巌のようでありますように 
聞くも妙なる東歌は 歌声に加えて 数々の笙、笛、琴、箜篌の音が
雲の上に満ち満ちて 落日の紅色は 須弥山のように富士山を紅く染め
松の緑と青い波が映える浮島には 吹き払う嵐に花が降り落ちてくる 
天人の美しい舞姿 白雲のように軽やかな袖もまた筆舌に尽くしがたい

<能「羽衣」のあらすじ>

☟山井綱雄先生の公式サイト☟

「やって楽しい!能の世界」では少しでも能の楽しさ、パワーをお伝えできればうれしいです!

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