変化し続けてきた文化人類学 0
自身の頭の整理のために、勉強のために書いて行きます。
文化人類学20の理論より
文化人類学の誕生から、さまざまな理論が生み出されどう変化し、最先端はどこにあるのかを一望できる分かりやすい文化人類学の見取り図。だそうです。
著名な作者の文献を読みつつ、この本を読むと頭の中で地図が整理されていくように感じました。
コロナなこの状況下、誰に我々のエッセンシャルを決めることができるのか
生きれたらそれで良いのか?
あまりにも機能を重要視しすぎるシステム
平等主義と権威主義の矛盾に板挟み
マスクには息苦しさを感じるが、この状況下で息苦しさを感じる本当の原因は何か?
文化人類学の発展や思考のアップデートのために貢献した多くの学者の研究のおかげで文化や伝統に対する眼差しは多様に進化し続けてきました。
テクノロジーや資本やお金GDP優先の世の中は文化人類学が最初に否定した進化論とも通ずるし、
文化や伝統は人を分断するというのは文化相対論的な思考に過ぎないし、
シェアリングエコノミーの概念も過去を辿れば19世紀のマルクス主義まで遡るし、
機能でなく「意味」を重視する昨今も、構造主義や象徴人類学まで辿れるし、
今まさに注目されている贈与論も、第二次世界大戦前にあった理論であり、
SDG'S やESGを語る上で、これらは複雑に絡み合うことが必須となるでしょう。
多様すぎる私たちが楽しく豊かに冒険的にワクワクしながら生きるために、
文化人類学は重要なのではないでしょうか。
次回からの緩く勉強を兼ねながらダラダラと書いていきます。
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