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【ゴシックロリータ×パルプ】「Bシリーズ:ゴシック・フレンジー・ロリータ・ガンナー!」総合目次

イントロダクション!

201X年。名探偵と英雄が飽和した時代、そのすぐあと。ついに日本は数々の大事件と技術の異様な発展によって崩壊した。歪なバランスゲームが、ついに倒壊したのだ。しかし、国が死のうが人が死のうが、一度築かれた都市システムは回り続けて死ぬことがない。崩壊した国家機構を信頼できない権力者が、自らのシマを作る方へと動き出した。ネオシティが林立する、新たなるの未来の幕開けである。

「でもさ、利用した気になってる、私たちが飼われてるだけかもね。だから言うんだ。私はここにいて、あなたのことは大嫌い」

この物語の主役は、堅牢なシステムを信じぬ無頼の者。一つの場所には留まれず、常に歩みを止めぬ者。積まれたカネと気まぐれで、どんなことでもやる連中。

正義の味方は死に絶えた。

「始まりの血は途切れ……全てはチリに消えゆ……」
無慈悲の義賊でテロリスト、弁天は今日も改造済み89式自動小銃を両手に一丁づつ持って撃つ。ゴシックで彩られ、ロリータと共に燃えるそいつの行く末は一体どこだ。やりたい放題・たまにシックネスなごたまぜゴシックノンストップ活劇!

現在不定期更新予定です。(だいたい、気まぐれにエピソードが追加されます)

エピソードリスト!

第1話:「ゴスロリ重兵と無慈悲な硝煙」

あらすじ:友人を再起させるため、金を稼ぎに来た弁天。依頼主は都市を納める一人の男。仕事内容はレジスタンス狩り……のはずだった。弁天がいかにして「反骨の黒魔女」と呼ばれるようになったのか? その一連のストーリーの幕開け!

第1.5話 『ゴスロリ重兵は革命の歌を聴かない』

あらすじ:「無慈悲な硝煙」における、安和市革命は終わっていない。ゴシック城塞と化した市役所を突き進むベンテンと、即席の相棒たるキャロル。弁天の口から語られる、真に戦う理由とは。『ナごやかWITCHジャンクション決壊』に直接つながるストーリー!

【PART ONE】【PART TWO】【PART THREE】【PART FOUR】

第2話:ゴスロリ銃兵・オブ・ザ・デッド from ナごやかWITCHジャンクション決壊

あらすじ:再起不能であった剣姫の復活。しかしそれはかりそめの物だった。安和市革命と、その後の幾つかの戦いで、反骨の黒魔女と呼ばれるようになったベンテンは、剣姫の完全復活と、友人を取り戻すため、『不死身の軍団』を操る『鍵十字の山羊女王』を討伐に向かう。サメ・ゾンビ……そしてナチス!? 逆噴射小説大賞2次選考ノミネートしたトンデモ作が、まさかの長編化!

はじめに! 

・このシリーズは逆噴射小説大賞 2019 2次ノミネートの長編化である。問題の話はこれだ。けっこうカオス。

実はこれ以外ともつながりは持たせてあるよ! でもどういう時系列かとかは秘密。探してみよう。(ぶっちゃけ全部つながってます)


【愉快な仲間たち】

・「弁天」 (Benten,as a frenzy gunner)

このシリーズの(一応)主人公。本名は秘密。生まれながらのアウトローであり、高校時代は強盗に明け暮れていた。ゴスロリ衣装はその頃から着ているようだ。ゴス精神が全身に根付いている。
金払いのいい奴に気まぐれで味方し破壊活動を引き受ける、超危険なテロリスト。基本的にこの人の仕事が話のベースとなる。なお性別不明

・「白井 剣姫」(Shirai Tamaki, Princess of Slash)

このシリーズの(一応)ヒロイン。姫と呼ばれる。弁天にとっては高校時代からの強盗仲間で、いくつもの修羅場をくぐってきた。身長が小さいことからバカにされるが一度刀を握れば止まらないサイコ人物。医者の家系の生まれの為、いかに苦しませて殺すかを自分で競っているフシがある。趣味は拷問、FPS。よく弁天はゲームのセリフを引用するが、それは彼女の影響である。

・「????」(???? , as a Jane due)

弁天の友人とされる人物。「引退した」と言われている。一般的に職業は探偵だが、自らの正義を徹底して貫く為、死体が増えることもしばしば。現在再起不能の状態であり、満足に電子タバコも吸えていない。そんな彼女を起こすのが弁天の当面の目的。武器はトンカチとコルトパイソン、愛車はホンダ・モトラ。

・「K・ウミカ」(Umika , as a outsider)

????の恋人女性。元記者で、今は探偵と危険な仕事の斡旋をしている。その関係で、腐れ縁たる弁天に仕事を持ちかける。戦闘能力はないが、情報収集力は並外れており、後方から仕事をサポートする。

【ネオシティたち】

この話の主役はキャラクターではない。じつのところ、キャラクターが訪れる都市と、それを取り巻く情勢が主役だ。だからここで登場した都市を紹介する。

【第一クール】

1.静岡地方 安和市(「無慈悲な硝煙」に登場)
かつての不況期日本、その都市部を彷彿とさせる、ベーシックなネオシティ。黒いモノリスのようなオフィスビルからなる摩天楼、スクランブル交差点のネオン看板等、おおよそ都市と聞いて思い浮かべる要素は取り揃えてある。しかしシステム支配が厳密なせいで、住民たちに他の都市ほど自由は効かず、考えて生きれば窮屈である。不満分子はガードに教育されるのが何よりの証拠だ。(だれも気が付かないので話題にもならない)

2.ネオ・ナゴヤ(「ジャンクション決壊」等、本作以外に多数。)
最初にネオシティ化したのは名古屋だった。「破滅の門事件」と呼ばれる一連のテロで壊滅し、さまざまな企業、マフィアが根城を築いた為に生まれた歪で不気味な危険地帯。本当にネオンがまぶしい。サイバーパンク都市に一番近いだろう。このネオナゴヤ、華やかなオモテと昔ながらの陰惨なウラが存在する。かつて「????」はネオナゴヤの伝説となった。現在日本を牽引しているのもここ。

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☠これらの情報がすべて正しいとは限りません。世界は日々、進化を続けています。☠


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