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よーこの知らない会社の話《株式会社プログリット編》

当選した際に渾身のコロンビアポーズをキメたコンサートが感染予防対策により中止になることが決定し、人間あまりに深い悲しみにこんにちはするとマインドセットもクソもないと実感しました、ごきげんよう。(聞き覚えのあるメロディーに乗せて)

先日、いつものように「ちょっと日本企業の『労働』の定義とわたしのそれとの間に解釈違いがあってさ……」などと知ったふりしてただゴネているだけの言説を垂れ流していたところ、

「よーこさんの企業観には偏りがあるよね」

みたいな突っ込みを食らい腹の底から「それな」が出たので、ちょくちょくスタートアップ系のMeet upイベントに行ってみることにしました(急展開)

Meet upって今回のことで初めて知ったんですけどすごいですね。何がすごいってタダなんですよ(貧乏根性)
イベント開催の目的は各社それぞれ(ガチ採用したい、自社を知ってもらいたい!、どんな人が自社に興味を持つのか知りたい……など)だと思うのですが、タダってすごくない?
これは行きまくるしかないぜ~!と鼻息荒くしていたのですが、2/27現在中止が相次いでいます。グヌゥ、なんと間の悪い……!
早く収束してくれるといいですね。各社ご担当者様、お疲れ様です……。

そんなわけで、第二弾がいつになるかわからないのですが、ラッキーなことに滑り込みで訪問できた第一弾「株式会社プログリット編」いってみよ~!


『株式会社プログリット』?

プログリットは、英会話スクールではありません。
本気で英語力を伸ばしたい人のための英語コーチングサービスです。
あなたの英語力を伸ばすために必要なこと。
それは英会話レッスンではなく、良質な自習です。
プログリットはあなたの目標に最短距離で到達するためのノウハウと
成果が出るまで継続するためのノウハウを全てお伝えします。

Webサイトから引用)

端的に言うと英語上達のためのサービスを提供している会社なのですが、他のサービスと違うのは英語学習のノウハウ伝授だけでなく「生徒が英語学習=自習時間を確保するための、時間の使い方」についてのサポートを行っている部分!
何事もそうなんですが、特に語学学習の成果って「どれだけ時間をかけられるか」がモノをいう世界なので、「時間の使い方」に目をつけるのは面白い!!

かくいうわたし自身も、筋トレにはまってから時間の捻出の仕方には苦労しており、最近はタスクシュートなんかも生活に取り入れまして、ぜひとも話を聞いてみたいな!というのがイベント参加のきっかけでした。

というか、えっ、設立2016年なの……人間だったらまだ未就学児じゃん……可能性が無限大すぎる……(震える)


会場の雰囲気はどんな?

会場は有楽町駅前の東京交通会館内にある、本社オフィスでした。

同ビルの書店なんかに入ったことがあるのですが、それより上層階に行くのは初めて……!
思ったより広い内部にビビりながら、これまただだっ広いエレベーターホールを抜け、案内板をチラ見しつつ人の流れに沿って行くと……「あっなんかめっちゃいいにおいする!!!」というスペースがあり、お察しの通りそこがプログリットさんのオフィス前。
後で社内の方に聞いたら、「正直結構いい値段のオイル使ってます」とのことでした。そうだと思う、だって本当にいい匂いしたもの。

会場に入って受付の方にご挨拶。名札を受け取って会場を見渡すと、「ここ本当に交通会館の中?」ってくらい綺麗(失礼)
会場として使っているのはロビー?なのかな? 名称がわからないのですが、冷蔵庫あり、流し台あり、カウンターありの素敵スペース!
就業後は社員の方がそこで歓談しているそうです。
ちなみに冷蔵庫の中にはびっちり多種多様なお酒が入っていました。ス、スタートアップっぽい!(偏見)

カウンターにはファストフードから外国製のチョコ菓子、生ハム、デリなど軽食類がいい感じのボリュームで並べられていて、開始前にもかかわらず「せっかくだから早い者勝ちってことで(笑)」と社員の方が気さくに勧めてくれます。

飲み物もボトル片手にお世話してくれて、とにかく皆さん明るくて元気で笑顔が素敵
えっ、ていうか本当にタダでいいの? 入会しないと帰しませんとかそういうのではなく???(あまりのホスピタリティに不安になってくる)(もちろん本当にタダでしたし、勧誘もありませんでした)

オフィスを見たい~!というわがままも快く了承してくださり、ガラスで仕切られた会議室越しにオフィス内部の様子も見せてもらうことができました。
ガラス張りもさることながら、か、壁に寄せ書き書いてある~!!!!! 小栗旬のドラマで見たやつ~!!!!! と感動したことをここに記します。


参加している人はどんな?

開場直後くらいに到着したのですが、開始時間に近づくにつれてどんどん人が増えていく。
ビビッて社員さんに伺うと「今日は22~23人の申し込みがあって、あとから弊社の社員も飛び入り参加予定です!」とのこと。ヒェ~~!ちょっとしたパーティーじゃん!!(パーティー恐怖症)

インターネットではこんなに暴れておいて、リアルではいっちょ前に人見知りなわたし、最初はドキドキしながら座っていたのですが、意を決して近くの席の方々にお話を伺うと「わたしも初Meet upなんです!」という方が結構多い!(というか、私の席の周りの方は9割そうでした)
参加者全体でみると女性が多く、8割くらい?
留学経験があったり、現在教育関係の仕事をされていたりする人が多いようでした。海外移住の夢とか、現場で感じている英語教育の課題の話なども聞けて、まさによーこの知らない世界。ちょっと飛び込むだけでこういう話が聞けるんだから、今は本当にいい時代
べ、別に肩身が狭くなんてないんだからっ!

進行を務める社員さんが会社説明の時間を切り出すのに苦労するほど、開始前から各所盛り上がっておりました。


どんな話が聞けるの?

照明が落ち「会社説明をします~!」の声がかかってようやく、「そ、そうだ、今日はそういう会だった!」とハッとするわたし。

登壇者は株式会社プログリット 取締役副社長 山碕 峻太郎さん。
「社内でも峻太さんって呼ばれてるから、今日もそう呼んでください!」と笑顔が人懐っこいナイスガイの自己紹介から始まります。……えっ、ちょっと待って同い年じゃんヤバ(感情が忙しい)
せっかくなのでこの記事でも「峻太さん」と呼ばせていただきます。タメだし(ちなみに社長は年下だそうです。ドッカンドリームすぎる)

会社のサービス、変遷(起業直後はとても暇で社長と二人でサーフィンにはまったなど)だけでなく、企業としてのミッション、価値観などもお話してくれます。
概要としてはこちらでも読めますが、印象深かったのは話の途中で出てきた「人間の可能性を信じる」「壁を打ち破る」という言葉。
私個人のミッションステートメントにも通ずるところがあり、非常に共感できました。
ここから発展して、まずは「語学の壁」と破る、次に見据えているのは「スキルの壁」などという話も出てくる。ミッションや価値観が定まっていると、今後の展開を考える際にも一貫性が出るのでストーリーを組み立てやすいですよね。これは会社も個人も同じなんだなと勉強になりました。

一通りの会社説明が終わって質疑応答。
せっかくなので気になっていた「時間を作るのってすごく大変なのを実感しているのですが、そのあたりのノウハウはどこかで勉強されたものですか? もしくは実践により積み上げたものでしょうか?」というのを聞いてみることに。
取締役副社長 峻太さんの返答は……!?
「それぞれの生徒さんの一日の行動を自社アプリで可視化して、基本的には気づきのきっかけを与えながら整理して時間を作っていくけど、一番のキモは早起き
朝5時に起きたら時間作れますよね、との返答に、「さ、サーファーの理論やないか!!!」と心の中で思わず突っ込む。というかこの後の歓談タイムで直接言った。サーフィンするときは4時半起きだそうです。お日様かな。

そう、質疑応答のあとには人事部の社員さんだけでなく、峻太さん直々にテーブルを回ってお話してくれたんですよね。
社員の方で実際時間のやりくりして何か勉強してる方いらっしゃるんですか~なんて意地悪な質問もしたんですが、なんと驚き、社長自ら自社サービスを活用して英語の特訓をされてるそうです。

峻太さん「今日も18時半に帰って勉強してるはずですよ」
わたし「担当してる人も社内の人ですよね!?」
峻太さん「もちろん! 他の生徒さんと同様、勉強後の報告もしてもらって、フィードバックしています」
わたし「えっじゃあもし忙しくてうまく勉強時間をとれなかったら、社内の人に『今日はお仕事がお忙しかったんですか?』みたいなツッコミを……?」
峻太さん「(ニッコリ)

面白すぎる。お会いしたことないけど、社長のことをめちゃくちゃ愛おしく感じました。有言実行を地で行くタイプのフレンズが好きです。勝手に応援しています。

さらにこのMeet upイベントを開催するに至った経緯など聞いてみると、これまた驚き、めちゃ高ホスピタリティーでおもてなしをしてくれていた社員さんの一部は正確には学生インターン中の方々だった!
イベント中一番走り回ってくれていたお二人が、企画、発案、当日の運営すべてを中心になってこなしたそう。す、すげえ。
こういう風に「経験する最初の一歩」を許容してくれる風土って貴重ですよね。やらないとうまくなれないのに、一歩目のリスクが高くて忌避されがちなこんな世の中……。
会社説明の際に挙げられた「Go Higher - 高い目標を掲げよう」という価値観も、歓談中に何度か峻太さんの口から出ていた「やってみないとわからない」というポリシーも、ちゃんと現場にまで根付いているんだなと感じたエピソードでした。
いやそれにしも最初から最後までってすごい。「やりたい!って言いだしたときの心理的ハードルってどのレベルなのか?」や「巻き込まれてくれる社員の人は人事部以外にもいたのか?」など聞きたかったのですが、お忙しそうにされていてなかなか難しく……。せっかくのイベントでしたのでぜひ発起人のお二人にもお話を伺いたかったです。


まとめ!

おもてなし度: ★★★★★
初参加におすすめ度: ★★★★☆
ガチ採用度: ★★☆☆☆

最後までとても賑やかで、活発に交流できるため知らない世界を満喫できるMeet upイベントでした。
いやー、こんな自由で活発で向上心みなぎる会社ってあるのね!
会社っていうとこうさ、過去のノウハウにしがみついて苔をなめるみたいにして食いつないでいる人が多い印象だったので、心から新鮮でした。
可能性を信じて人間がんばるぞい!って元気が湧きましたね。

イベントの印象としては「採用したい!採用するぞ!!」というガツガツさは感じなかったので、「Meet upに行ってみたいけど不安」「どんな雰囲気の会社か知りたいな」という温度感の方にはピッタリかも!
当日聞いたところイベントは単発ではなく、月に一回程度継続して行う予定とのことだったので、興味がある方はWantedlyをチェックするといいかも!!

Wantedlyのプログリットさんのページはこちらから。

いろいろあって対応も大変だと思いますが、皆さん頑張ってください~!
プログリットさん、ありがとうございましたー!


ちなみに、悪ふざけしてお礼のメールを日曜の朝4時半に峻太さんにお送りしたら、当日のお昼過ぎにはめちゃ爽やかな返信をいただき、「ぐぬぬ、さすが敏腕経営者、参りました……」となりましたとさ(迷惑)


こんなご時世ですが、状況が落ちつきましたら、行けるMeet upにはガンガン行きたいと考えています!
もし「うちにも来て~!!」って都内近郊企業の方がいらっしゃいましたら、noteのコメント、もしくはツイッターからご連絡ください
好奇心だけは人一倍のアラサーが賑やかしに駆け付けまっせ!!

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