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親孝行というほど、重みを帯びていなくても。

書きたいことが相変わらず溜まってるんだけど、比較的しっかりめ(?)なテーマなので、その前にふと思いつきでさらっと書いてる次第です。

「親孝行しましょうね〜」という教えは物心つく頃からあらゆる場面で耳にしてきた。子は親を敬うべき、親に恩返しすべき。「なにかをしてあげなきゃいけない感」がひしひし伝わる。もちろん感謝してるんだけど、強制されるものではないと思うのよね。

親孝行に限らず、「感謝の気持ちを強制されること」つまり「恩着せがましいこと」や「見返りを求める・求められること」が、表情を隠しきれないくらいには嫌いだ。拒絶反応が出ちゃう。

念のために書く、ありがとうと思ったらちゃんと言葉にして伝えるようにしてるよ。事あるごとに「ごめんね」と口走っていたせいで変なあだ名をつけられていた幼少期〜学生時代を思い返せば、大人になってからはちゃんと「ありがとう」が言えるようになったほうだ。子どもの頃から当たり前にできる人からするとそんなことで?と笑われちゃうかもだけど、個人的には成長の証。

まあ余談はここらへんにして、親孝行をする実感が湧いてきた。日本語がおかしいかも。ごく自然と、親の残りの人生を考えるようになった。この先いつまで心身ともに健康でいられるのか。好きなものを食べられて、行きたい場所にも行けて、見たい景色が見れて、本が読めて、音楽が楽しめて、長時間の映画にも耐えられて、笑って、泣いて、感動して。どれだけの時間と感情を共にできるのか。離れて暮らしているので余計にね。

親の希望を叶えてあげたい。まずは、なにを望んでるのか知るところからなんだけどね。

今日は父のお誕生日でふと考えちゃったよね。60歳おめでとうってLINEを送ったら来年だった🫢フライングしちゃった〜!還暦か〜、ほど遠い未来だ!

父は数年前から登山にハマっていて、私も何回か連れて行かれてるんだけど、山にハマらせたいみたい(笑)。嫌いじゃないけど、海のほうが好き。山に囲まれて育った長野県民あるあるのないものねだり。

でも、付き合ってあげるか〜〜みたいなお気持ち(笑)。私が小学生の頃は、深夜まで残業か単身赴任かって状況で、中学か高校くらいで単身赴任は終わったけど、今度は私が部活で忙しくなって。大学で実家を出て戻ってないから、すれ違いまくり。大人になってようやく出かけたりじっくり話す時間を取れるようになったけど。あの頃を取り戻してる感じなんだよね。取り戻しきれるかな。父と直接なにかあったというよりも、取り巻く家庭環境に振り回されてたから大人になってのびのびできてむしろよかった。

これからどんな時間を一緒に過ごしたいか、もっとちゃんと考えなきゃね。お互いが元気なうちに。

一緒に行った栂池自然園の写真をサムネに🏔

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