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早起きは三文の徳

窓を開けると外は、街灯や前の家の窓から灯るあかりが見える。そして、遠くの方で車が通る音が時々聞こえ、冷たい空気が肌に触れてブルっと震える。まだまだ4月下旬の夜は寒い。

今日は、【子どもにとっても大人にとっても早起きは三文の徳だよ】というテーマで書いていきます。

我が家の場合は、『おもちゃの片付けをしてから出発することができた』『着替えなどの保育園に行く準備が意欲的だった』『就寝時間も早くなった』と3つの良い点があった。
私個人的には、歩いて保育園に行ったので『爽やかな気分になれた』『散歩をしながら音声で学びができた』と追加で2つのいいことがあった。

三文の徳だった1日


今日の起床時間は、私は3時で子供達は5時に起きた。いつもこんなに早いわけではない。前日の就寝時間が19時半の長男と三男。20時半の次男。いつもより1時間早く寝たからだ。

5時に起きてから、子供達はタブレットを見たりおもちゃで遊んでる間に、朝食の準備をする。子供達の機嫌が良く落ち着いている状態なので、朝ごはんの準備が私のペースで取り組めたので、気持ちに余裕が生まれた。「今日はどれにする?」と三種類のパンを長男と次男に見せて選んでもらい、それを温める。

このような関わりは、心に余裕がないとできない。早起きのおかげだ。私を含めてみんな気持ちよく過ごすことができている。こんな生活ができていることがありがたい。

いつもは8時に出発するが、7時過ぎには部屋の中で遊ぶことにあきていた次男。片道、20分から30分かかる保育園に歩いていくことを提案すると、
「行く!」と目を輝かせて返答する次男。長男も「歩いていくの!?」とワクワクした気持ちが顔に出ている。

「行く前に、片付けをしよう!」
そう言うと2人はすぐに取り掛かり始めた。この一言が保育園がある日に言えるなんて“奇跡”
それだけ、歩いて行きたい気持ちが強いようだ。あっという間に片付けと、保育園の準備を済ませ、靴を履いていた。

玄関を出ると竹林がそよ風に揺れて、肌に冷たい風が当たる。
「長袖1枚だと少し寒いかな?」と呟くと
「大丈夫だよ!」と長男が返答する。次男を見るとすでに前をどんどん進んでいた。

2人とも保育園に早く行きたくて、何度も小走りで保育園に向かっている。残り5分ほどの距離で、次男は疲れが出てきたようだ。止まる回数も増え、ついにリュックを下ろした。

「疲れたね。休憩しようか。水筒を飲もう」そう声をかけて、ひと休憩をする。
長男は、早く保育園に行きたいようで「なんで止まってるの?遅刻しちゃうよ」と私たちをあおる。
「大丈夫だよ。遅刻しないよ。次男は3歳だから休憩を入れないと疲れちゃうんだよ」
そんなやり取りをしているうちに、次男は水筒で水分を取ったら元気になって、再び小走りで保育園に向かう。

保育園に近づくと長男も次男も気持ちが落ち着いてきて、私の歩く速度に合わせて一緒に歩いてくれた。そして、2人を預けて帰りは音声で勉強しながら帰宅をした。

道中は、朝の光が柔らかく、空気も新鮮で、心地よい風を感じた。爽やかな気分を得ることもできて、帰宅してからの家事もすぐに終わりにできた。

早起きの効果は、夜にまで影響していた。我が家のルールで19時でタブレットやTVは終了となる。(スクリーンタイムで強制終了)その時間で、長男が「もう寝るよ!」と電気を消し始めるのだ。
片付けをしたり歯磨きをして、川の字でよこになると長男は10分も経たずに寝た。本日も就寝19時半。次男は、昼寝をしているのもあるが、20時半には寝てしまった。

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