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中学受験のプレッシャーに打ち克つため@ボードゲームを行う理由

 以前の記事で、子供が中学受験で背負うプレッシャーや、大人が理解すべき「傍目八目」の状況に関する記事を書きました。

 私達は、子供が負うプレッシャーの存在や大人の「傍目八目」の状況を理解した上で、そのプレッシャーとどう向き合っていかなければいけないのかを指導しています。その指導の一環として、子供達には様々なゲームに挑戦してもらっています。
 その目的は、学力だけではなく、人生を通じた勝負事に必要な能力を育てるためです。

 BOX OUT で授業の合間にゲームを行うことは、息抜きの意味も勿論ありますが、それ以上に上記のような教育的効果を狙って行っている意味が大きいです。それゆえに、私達は子供達がゲームでも簡単には手を抜き辛い仕組み(塾内リーグ戦、点数制度等)を作ることを大切にしています。真剣に取り組んでもらった方がプレッシャーに耐える力が身につき、教育的効果が確実に高まるためです。

 以前の記事にも書きましたが、私達のような小規模塾では、大規模塾で行われている定期テスト等の仕組みによって子供達の勝負に対する感覚を養うことには限界があります。

 中学受験では、全体の中での順位の上げ下げの経験の中で得るもの(「1 点の重み」を理解すること、ちょっとした調子の悪さで結果が大きく変わってしまうことなど)は確実に存在します。大規模塾では、その効果を最大限にするための仕組み(成績に応じた席順、クラス分けや昇降など)が準備されています。
 しかし、それらのエッセンスは必ずしも大規模塾のような仕組みでしか培えないのかというと、そんなことは決してないと思います。私達のような小規模塾には、それなりのやり方で子供達を育てる方法がある筈ですし、そのための工夫をすることこそが求められていると考えています。

 その一つの答えがゲームを通じた指導だと私達は考え、実践しています。ゲームに対して本気で取り組み、勝つ方法を考え抜き、その勝ち負けの中で培われる技術は、大規模教室の仕組みを通じて身につくものに勝るとも劣らないと考えています。

 このような BOX OUT での指導にご興味がありましたら、是非学習相談にお越しください。
 お気軽にご相談いただければと思いますので、よろしくお願いします。


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