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クアルトで伝えたい人と物の見方

今回はボードゲームの名作"クアルト"を紹介しつつ、子供の教育について考えていくお話です。

クアルトとは

一言で言ってしまうと「立体版○×ゲーム」
形、色、高さ、穴のありなしのいずれかを1列に揃えば勝ちというゲームです。"自分が置く駒は相手が選ぶ"というのが、予め揃えるものが決まっている○×ゲームと異なるところであり、このゲームの奥深さを決める要素にもなっています。

値段分の価値はありますが、手を出しづらい価格でもあるのは事実なので、ボードゲームカフェで試遊してみるのもいいかもしれません。ちなみにミニ版もありますが、駒の扱いやすさが段違いなので通常版がオススメ。
6歳から誰でも楽しめます。
めちゃくちゃ頭を使うゲームなので、甘いものは忘れずに☆

勝利以外に得られるもの 1

ゲームに勝利するためには形、色、高さ、穴のありなしの4つの要素を常に意識する必要がありますが、これが非常に難しい。意識しているつもりでも、ひとつの要素に集中していると別の要素が見えなくなるということもよくあります。

これって人にも当てはまりませんか?
ある面(個性と言ってもいいかも)が目立ちすぎて、その人の本当の姿が見えなかったり、視座が違うために上司と部下の考え方がすれ違ったり…など。

人や物事を一面だけで判断してしまうのはよくないと言うことを言葉で伝えるのはなかなか難しいですが、クアルトを人に見立ててみると、体験として理解できるので伝わりやすいのかなと思います。真横から見ると、形や穴のありなしがわからず、真上から見ると高さがわからない。でも斜めから見ると全体がわかる…

勝利以外に得られるもの 2

一度プレイしてみればわかりますが、○×ゲームにちょっとした要素を加えただけで、格段に奥深さが出るということがわかります。この、"ちょっとした" が難しいのですが、応用力のある子供に育ってほしいものですね。テレビゲームはほぼ改良の余地がないですが、ボードゲームやカードゲームはわりと手を加えやすいのも特徴なのかとおもいます。

ただの消費者ではなく、クリエイターであって欲しい。自分も家族も。

おわりに

クアルトを遊んでいるうちに、違う使い方ができるかもと思い記事にしましたが、いかがでしょうか。子供の年齢によって伝え方も様々だとは思いますが、うまく使って成長を促せていけたらいいですね☆
(純粋に遊ぶことも忘れずに)






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