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イギリスの大学院で、Responsible Tourism Managementを勉強…

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イギリスの大学院で、Responsible Tourism Managementを勉強しています。ここで学んだこと、発見したこと、考えたことを1つのカタチとして残しています。

最近の記事

複数人で1つの家に住むということ

海外でシェアハウスをすると、異文化のせいで理解できないことがあったり、ストレスを感じることがあったりする、とよく言われる。 でも本当に「異文化」のせいなのか、と考えるようになった。正直、国籍関係なく、今までの20〜30年違った家で、違った生活をしてきた6人が一緒に住むと、ストレスや衝突があるのが当たり前なんだろうな、と。 もちろん異文化も感じた。食器を洗うとき、イギリス人は洗剤をつけたまま水で流さず、食器置きに置いてそのまま乾燥させるとか。体重の単位は、kgではなくsto

    • 素敵な美容師さんとの出会い

      リーズの街のとある美容院に行ってきました。そこで出会った美容師さんとのやり取りについて残しておきたいなと。 髪の毛の量がもともと多い私は、数ヶ月に一回量を減らさないと、見た目が重く見えて鬱陶しくなってしまう。気分転換についでにパーマを当てれたらと思い、街にある美容師のところを予約した。 支払いは予約時に前払いで、朝9時の予約。 10分前には到着。しかし、お店は開いていなくて、15分くらい待ってやっと気さくな美容師のおじさん登場。 「今朝は道が馬鹿みたいに混んでてさ、ごめ

      • Responsible Tourismって何?

        レスポンシブルツーリズム、日本語に訳すと「責任ある観光」となりますが、誰が何に責任を持つのか?まだ定義は確立していないと言われていますが、簡単に言うと、観光という行為によって、旅行者を受け入れる地域に、社会的、環境的、経済的な悪影響を与えないようにすることを指します。 「観光」と聞くと、何を思い浮かべますか? 頑張って働いて手に入れた有休で、綺麗な海のある場所でおいしい海鮮!とか、週末に有名な観光地に行って写真を撮る!とか。せっかくの休みだし、働いてもらったお金を使うんだ

        • イギリスの大学院でresponsibleな観光を学ぶってどんな?

          やっと、クリスマス休みが近づき少し落ち着いたので、9月末からの始まった大学院生活の3ヶ月間について残しておこうかなと思います。 初めのモジュールは、 ・Tourism for Local Community Development ・Communities, Culture, and Heritage という2つ。始まって速攻、まず途上国の地域コミュニティの貧困削減のために観光開発に取り組んでるケーススタディを評価して!と。それと同時に観光がどうその地域の文化に影響してい

        複数人で1つの家に住むということ

          イギリスの大学院に来て、「環境」への見方が変わった話

          日本にいる時は、何となく環境にいいことをした方がいいよなと頭ではわかっていました。恥ずかしながら、かなり無神経な方だったんだと今思います。買い物にマイバッグを持っていく、電気をこまめに消すとかそれくらいしかできてませんでした。 まずこっちにきて驚いたことの一つ。 ベジタリアン、ビーガンの友達が周りにたくさんいること。それは単に動物愛好家だからという理由よりも、環境への負荷を考えてお肉を食べないようにしていると言います。もちろん、彼らは自分1人がお肉を食べなくなったからと言っ

          イギリスの大学院に来て、「環境」への見方が変わった話