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“書くことが好き”の1歩先へ

マレーシア在住の文筆家&編集者、野本響子さんのファンです。

2019年に出版された“日本人は「やめる練習」がたりてない”という本が、野本さんとの出会い。こんな視点で物事をとらえるようになりたい、そう思いました。


2年前にnoteを始めたとき、わたしはnote公式アカウントの次に野本さんをフォロー。それくらい、野本響子さんのファンなんです。

その野本さんが、3月1日に執筆コミュニティを始めます、とアナウンスしました。


このアナウンス、ずっと待っていたんです。実は昨年、野本さんが立ち上げたサークルに参加し、「2021年に進化バージョンを作るので」と、サークルは一旦休止に。

2021年になり、野本さんのサークルいつ再開するかなと心待ちにしていたので、アナウンス後、すぐ申し込みました。さすが人気の野本さん、あっという間に予定人数を超える人が集まり、アナウンス翌日に締め切ったそうです。

さて、この執筆コミュニティのメンバーさんは、非常にバラエティ豊か。

ライターとして活躍されている方、編集者の方、長年ブログを書き続けている方、文章を書き始めたばかりの方、海外在住の方など。書いている文章のジャンルもテーマもカラーも、みんな違う。

全員に共通するのは、文章を書くことに真剣に向き合っている、その気持ちです。

わたしはnoteに生息して2年ほどになりますが、サークル長の野本さん以外は、全員はじめましての方たちばかり。

noteの街って、やっぱりだだっぴろいなぁと実感しました。サークル内では毎日活発にやりとりがなされ、多くの刺激を受けています。

文章を書くのって楽しいな、書くことが好きだなと思いながら、スローペースながら約2年間noteで書いてきました。

この2年を振り返ると、文章を『書く』に焦点をあてていました。頭で考えたことや心で感じたことを、文章という形にしてアウトプットする『書く』という行為に、意識を集中していました。

ところがこのサークルに参加し、『書く』のまわりには、わたしには今まで全く見えていなかった風景がたくさんあることを知りました。

ライティングとひとことで言っても、そこには、わたしが気づいていなかった種類のライティングがあり、知らない世界がありました。

文章を書くだけではなく、『書く』にまつわる編集の視点、企画の視点などがあることを知りました。

それは、実際の行為『書く』を、ミクロの視点ではなく、『書く』のまわりをひっくるめた景色をマクロの視点で見る感覚、と表現できるのかもしれません。

この感覚を少しずつ養えば、カメラのレンズのように、ある事象を近くで見たり遠くから見たりすることができます。ある事象を、その横で並んで見たり、高い上空から見たりすることができます。

事象以外のものが視野に入り、視点の数が増えていく予感。

視点が増えれば事象の切り口がユニークになり、わたしが憧れている野本響子さんのような視点で、物事をとらえることができるかもしれない。

そんな淡い期待を抱きつつ、“書くことが好き”の1歩先の景色を見てみたい。

そんなふうに思っています。

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