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noteから離れていた間、なにをしていたかというと。

3年も前に書いたnoteにスキがついてビックリした。

「そんなに前のnoteを読んでくれてありがとう」という嬉しい驚きと、「へ?コレ、本当にわたしが書いたんだっけ?」という戸惑いと。

投稿したら、ほとんど読み返さない。でも、スキをつけてくれたのが3年前のnoteだったので、怖いもの見たさで読んでみた。ビックリ。自分が書いたものとは思えないくらい「過去の自分」がそこにいて、面食らった。

いまの自分は過去の自分の積み重ね。まぁ、それはそのとおりなんだけど。

過去のnoteに書いた自分は、そこに置いてきた自分。そんな感覚がある。「脱皮」と表現できるかもしれない。いまの自分からは切り離されたような3年前の自分が突然姿を現したので、たじろいでしまった。

でも、そのビックリのおかげで、久しぶりにnoteを書いてみようと思った。3年前のnoteにスキをつけてくれたあなた、どうもありがとう。

この1ヶ月半、noteとtwitterから離れていた。その間にnoteのロゴが変わっていて、まぁ、これにも驚いた。

以前は日に何度も見ていたnoteを開けることもしなくなったら、なんだか分からないけど、スッキリした。日常が、より日常の色味を帯びてきたし、オフラインの人とのやりとりに直球ズドンというダイレクトさを感じた。

まるで、まわりのモノが立体的に浮かび上がってきたよう。ニョキニョキ。

いままでnoteやtwitterに使っていた時間は、たぶん1日2時間くらい。ちょこちょこした細切れ時間だったから認識しにくいけど、それくらいは使っていたと思う。1日2時間って、なかなかだ。わたしの場合、自由時間の半分くらいだもの。

この1ヶ月半、それまでnoteやtwitterに使っていた時間になにをしていたか?今回はそれについて書こうと思う(前フリが長くてすみません。前フリだけで600字超)。

毎日2時間って、やっぱり貴重。読書がはかどること、はかどること。サクサク。

自転車で行ける距離に新しい図書館ができた。木のあたたかみを感じる施設に癒される。居心地がよすぎて、週末は半日そこで過ごすことも。

この1ヶ月半に読んだ本はコチラ。

① インド残酷物語 世界一たくましい民

良書です。最近読んだ新書のなかでもダントツに素晴らしかった。著者はインドでフィールドワークをしている研究者

インドの差別社会(カースト制度、不可触民、女性差別など)についての、草の根的なリアルな話が満載。

インドでの差別の根深さを知って恐ろしさも感じたが、そこに生きる人々の生命力も同時に感じた。インドはやっぱりエネルギッシュだ。大国インドの底知れなさに驚き、インドにまた行きたいと思った。


②  曲げないドイツ人 決めない日本人

テンポよく読める新書。日本在住のドイツ人住職から見た、日本とドイツのいろんな違いが書かれている。

質素が美徳であるドイツでは、流行に乗り遅れたほうがカッコイイんだって。へぇー、知らなかった。ドイツ人が環境主義だという点は、以前我が家にステイしていたドイツ女性の言動と重なり、とても納得。


③ 密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック

2022年の「このミステリーがすごい!大賞」文庫グランプリ受賞作。

殺人シーンなどが出てくる推理小説やミステリーが苦手で、赤川次郎さえもいままで1度も読んだことがない。反対に、娘は推理小説やミステリーが大好き。東野圭吾、宮部みゆき、湊かなえ等をしきりにわたしに薦めてくる。

いままでは「怖いから無理・・・」と辞退していたが「お願いだからこれだけは読んで」と渡されたのがコチラ。

死体のシーンは怖かったけど、メインはそこではない。謎解きをしながら読むのがミステリーの醍醐味なんだな、というのが分かった。ミステリーを読めば読むほど、いろんなタイプのトリックを知り、あぁでもないこうでもないと予測しながら読むのが楽しいんだろうな。


④ 一番よくわかる 神社と神々

先月あたりから、神社への興味が突然ムクムク湧いてきた。これはなにかの思し召しかも。

あまりの無知さに自分でも呆れるけれど、思い切って告白すると、この年齢になるまで寺と神社の違いもよく分からなかった。ところが、先月からなぜか神社の話に縁があったり、ふと神社が目についたりするようになった。

これは呼ばれている?!と、手にとったのがコチラの1冊。

なんといっても「一番よくわかる」ですから。タイトルどおり、わたしのような神社超ビギナーにピッタリの本。説明は平易。たくさんの写真・図表・イラストのおかげで、神社の基本の「キ」がよくわかる。

この本がキッカケで、先月と今月は足をのばして3か所の神社に行った。今年は神社巡りをしてみようかな。パワースポットでパワーチャージ。


⑤ 本物の英語力

NHKの語学教育番組などでも活躍していた鳥飼玖美子さんの1冊。サラリと読みやすい。

「ネイティブ・スピーカーを目指すのではなく、自分が主体的に使える英語---『私の英語』を目指す」という著者の主張を裏付ける数々のエピソードに、目から鱗。

発音、文法、会話、多読、作文など、英語力を磨くためのアプローチが、浅く広く分かりやすく解説されている。日本の英語教育の問題点や、主体的に英語を学ぶためには?など、興味深いテーマを多く取り扱っている。


この1ヶ月半は読書量が増えたほか、英語ニュースを読んだり、ポッドキャストを聴いたりしていた。きっと、インプットしたかったんだろう。

インプット熱はまだ続いているので、しばらくはインプット中心の生活をしようと思う。

書きたくなったら、また書きに来ますね。


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