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エアコンの設定温度

 きのこの山がチョコ部分を外して販売されることになったらしい。チョコがこの暑さで溶けるのが、きっかけだったようだ。
 そういえば僕が働いていたホームセンターも、食料品を扱いだして、チョコレートの始末には困ったものだった。夏は溶けるので、暑くなる前に、全て売り切って夏場は販売しないようにした。そうでないとクレームになってしまう。
 コスモス薬品やスーパーなどはどうしているのだろうか。年がら年中チョコを売っているではないか。
 エアコンの温度が違うのである。上記の店はありとあらゆる食品を扱っているので、腐ったりしたら困るので、エアコンの設定温度を低く保っている。それに対して僕が勤めていたホームセンターは基本28℃順守であった。店内の各地に温度計を配置して確認して回った。そのうえ電力のリミッターを設置して、ウルトラマンのカラータイマーがごとく、音で、使用電力が上がっているから気をつけろと忠告する。
 電気代がだいぶ違ってくるのである。固定費が上がるので、それは店の利益に直結する。だから食品をお菓子程度しか置いていないホームセンターはエアコンの温度をあまり低くならないようにしているのである。
 それぞれの店に行くと違いはすぐ分かるはずだ。スーパーは寒いくらいエアコンを利かせているが、ホームセンターは人によっては暑い外よりはマシと感じる程度の温度くらいしか感じないはずである。(各店によって設定温度は違うので、必ずしもすべてのホームセンターのエアコンが高くしてあるわけではない)
 経費削減に大変であった。 


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