見出し画像

ちょっと高級な加工食品をECで売るにはどうしたら良いか?

 先日、取引先様を集めてセミナーを実施し、終了後に #立食パーティ を開催しました。そこでは、直営の #レストラン#ケータリング を提供したほか、自社の #EC で販売している #加工食品 を出しました。

 味には高い評価を頂きました。用意したお酒にもよく合う。ただ知名度がない分、実際にECに誘導しないと意味がないので、小さいお手製のパンフを用意して、テーブルに配布。どれくらい訪問して下さるか楽しみですが、ECでNBでない食品加工品を販売することは、次の2つのハードルがあるように思います。

1 まず味見できないので、よく知らない製品をネットで買うのには勇気がいります。だから、今回のように実際に一度食べてもらうことが大事。

2 また、NBではない、ちょっと高級な食品を買うのは、いわゆるモノ消費ではなくむしろコト消費に近いものの、ネットでの買い物で「非日常」を経験してもらうのは至難の技。例えば楽天市場で買い物すること自体、心ときめくことではないです。如何にして非日常感を味わってもらうか、工夫が必要です。


 今回取引先様にご紹介した自社製品は、大変いいモノなのですが、例えばチップスが300円、レトルトカレーが600円、チーズ詰合せが2,000円、鳥の炭火焼600gが3,000円と、やはりちょっと高い。例えば旅先で、しょうもないお土産に600円使うのは抵抗がないのに、美味しい加工食品を食べる体験に600円を払うのは、なぜか抵抗感があります。


 加工食品がどんなに有名な産地で安全安心で美味しくても、旅行先で買うお土産に負けてしまう。旅先の買い物は、異国に行くという体験に付随するコト消費だからでしょう。

 同じく「ふるさと納税」も、返礼品で地方の食品をもらえますが、これは買い物というより、納税でその自治体と #交流 するという「体験」を買っています。

 従って、食品加工品のECでも、生産側との交流を体験する要素が必要なのかなと考えています。noteには、スキをしたらリアクションがあったり、アクションに応じてバッジがもらえたりする仕組みが用意されています。ECもこうした”SNS的側面”というか要素が求められているように思います。担当に提案してみようかしら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?