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移住へのあこがれと現実

2018年。茨城の城里町へ毎週末のように来る生活が始まって1年が経とうとしていました。

妻の実家は高齢の父母と、私と同い年の義兄と、中型犬の犬1頭で、基本的にウェルカムなスタンスなので毎週末お邪魔できるというメリットがあります。

今思えば、1年間も毎週末、城里に来るということは、相当気に入っていたんだと思います。
私自身はもともと自分の地元を捨てるように上京してきたものですから、帰る実家というのがありません。
だからこそ、居心地のいい場所を見つけ、移住に向けて考え始めたのは必然だったのかもしれません。


出会った素敵な中古物件


最初はなんとなくです。

この町の中古の家でいくらぐらいするんだろう?

ふとした疑問からsuumoかなんかのネット検索から見つけた2×4の海外仕様のおしゃれな中古住宅です。

すぐに不動産屋に連絡を入れ、見学をしにいきました。

ちょっと高台の住宅地にある芝生の素敵な家。私が思い描いていた理想の家です。

しかしながら理想と現実は違います。

私たち夫婦は中小企業で平均以下の給料でやりくりしています。
家賃は東京では安い方かもだけど、車のローンに駐車場代。カツカツです。

仮に購入し、移住したとしても2人同時の転職活動、収入はどうするという問題もあります。


先取りリモート


私の仕事の方は、コロナ以前からリモートで出来る準備をしていました。
会社の業種は映像業界関連ですが、営業・広報・システム・制作と中小企業あるあるの職種がわからない状態であったので、もしものために上司にどこでも仕事が出来る提案をしていました。

そういったことからどこか楽観的に移住は出来る!!という思いはありました。


しかしながらの金


家の方は3,000万弱だったと記憶しています。
おしゃれな外国仕様の造りと、広いガレージと庭。きっと適正だったんではないでしょうか。

しかしながら私はお金がありません。貯金もないです。

そもそも移住前提で住宅ローンて組めるの?

もう少し現実を見た方がいい気がしてきました。

よくテレビで数万円や数十万の古民家改装で移住なんてやっています。
本来であれば、やりたがりの私にはそういった物件の方が相性はいいのでしょうが、そう都合よくはいきません。

もう少し探してみることにします。






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