フーシェオリンポス「惑星のかけら」と宝石ことば。

2023年2月10日 19:22

💎💎💎
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Pieces of the planet.

“ある古い書物には、
宝石が硬いのは、天体から授かる力をできるだけ長くとどめておくためだとある。
天体から引き出された力は宝石にとどまり続け、この地上にいるあいだも、その力に備わっていた「宇宙の命の痕跡と恵み」を保持し続ける。”

ジョージ・フレデリック・クンツ（2011年）『宝石と鉱物の文化誌』原書房より

これは、鉱物学者であり
非凡である宝石・鉱物への知識から
ティファニーの副社長にも迎えられた
クンツ博士の言葉だそう。

古来より神話や伝説が宝石に重ねられて
信じられていたことを、伺い知ることができます。

そんなロマンのあるショコラを
フーシェオリンポスで（今年も！）選びました。
今年は「惑星のかけら」です。

短い動画も作ってみました。

・天王星 / エメラルド　
・木星 / トルマリン　
・水星 / フローライト　
・地球 / 翡翠　
・海王星 / アクアマリン　
・金星 / クォーツ　

のアソート。

琥珀糖やシュガーをあしらい、
惑星と透明感たっぷりの鉱物に見立てたショコラ。
眺める時間から、楽しめるのが好きなところです。

ちなみに、

エメラルドは「夫婦愛・幸福」
トルマリンは「全てを満たす・以心伝心」
フローライトは「控えめな愛」
翡翠は「福徳・福財」
アクアマリンは「沈着・聡明」
クォーツは「予感・清浄」。

これは、宝石にまつわる物語や研究から
メッセージをあてられたといわれる「宝石ことば」です。
自分へも、誰かへも。
贈る気持ちを重ねた言葉たちにうっとりします。

甘いひと粒に友愛や自愛、深愛の願いや心を込めるのは、
いつも以上にロマンティックが許される
バレンタインだからこそ。

今や、美しい造形の食べ物はたくさん誕生しているけれど
フーシェオリンポスのショコラは期間限定。
私にとってはバレンタインの時だけに夜空に現れ、
願いを叶えてくれる星々の力を宿した鉱物です。

今季の「惑星のかけら」は水色や緑系がベースで、
今年のラッキーカラーのひとつがグリーンだからかしら、
などと想像しながら
一粒の物語を紐解くのも楽しみのひとつ。

それにしても、ショコラを「食べる宝石」とはよく言ったもの。

大人が纏うものであった宝石に対して、幼心に
「この美しい輝きを体に取り込めば
私の中に眠る不思議な力が目覚めるのでは？」と
本気で思っていた子供時代がありました。

「宝石を食べてみたい」というよりかは
正確には「食べられる宝石がないものか」と思っていました。
綺麗なものと美味しいものが同じくらいの強さで好きだと、こうなります。
大人になって、願い事が叶ったようです。

昨年ぶりにこのショコラを手にして
「フーシェのご担当者さま、もしや
『穏やかな幸せ』を詰め込んでくれたのでは…？福の神…？」
というのが読み解いた結論です。

もし本当にそうだとしたら
バレンタインのショコラにはお正月のおせち料理と同じくらい
一粒ごとに願いが込められてる。

幸せを願う気持ちは、尽きないってこと。

うっとりするお茶の時間を、今年も美しい鉱物ショコラと共に。

（いつかショコラのパッケージ、作ってみたいなぁ…💭）

昨年の投稿では、鉱物と宝石の違いについて掘り下げました💎

2022フーシェオリンポス「星の結晶/宇宙鉱物標本」

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💎🫖💎

【ショコラ】

フーシェ / FOUCHER
@chocolatfoucher
@foucher_jp
フーシェオリンポス「惑星のかけら」

【インク】
綴ル
@tsuzuru_niwa
August 28. hisui lavender
ヒスイラベンダー

【参考文献・資料】

・ジョージ・フレデリック・クンツ
（2011年）『宝石と鉱物の文化誌』原書房

・山中茉莉
（2001年）『誕生石のメッセージ宝石ことば』八坂書房

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フーシェ オリンポス「惑星のかけら」と宝石ことば。