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【古今東西】職場に尊敬できる上司がいない


DIMEが発表
職場に尊敬できる上司がいない人は50.6%

まー逆にね、使える部下がいない上司も少なくないと思うけど
部下が優秀だと感情的になる必要がない。但し、尊敬されることは大事、尊敬されないうちに叱ってはいけない、これ基本
(福島講師メンタリングマネジメント)


上司は部下の鏡、部下は上司の鏡
ミラー効果ね
今の上司が客観的には、あなたに最も合った上司ということ。

新任課長研修で、過去の尊敬できる上司と尊敬できない上司をあげてもらうのが私のカリキュラムのプロローグなんだけど
今回の結果と全く同じ内容が出てくる

上長側も元々は同じってこと

ただね
ダメな経営者や上司と使えない部下の間に挟まれてると、どこかで何かがプツンと切れて、いい上司を続けられなくなる。

【理想の上司】
それから、「理想の上司像」が、そもそも人によって違う。
本来は相手にとって最適な指示や指導すべきだが
「指示待ち部下」が多すぎて、本来は指示出さなくても動ける「自立型人材」を育てなければならないが、忙しくて指示を出さざるを得ない、指示を出してる限り「自立型人材」は育たない。

※この指示待ち社員は、指示そのものを明確にくれないとダメな上司と評価しがちだ、
本来は頭を使うように指示したり苦手なことをやらせるのが人材育成の基本、OJTで育てる重要なポイント「育成観点での業務アサイン」である。
それが理解できなかったり、手抜きと考える、こう言う場合は、OSのバージョンアップしないと「自立型人材」には絶対になれない、そのまま50代までいくだろう。

●ケツ拭くのも同じ、けつ拭くのは上司の仕事と信じている人だ。(新入社員の頃のルールをいつまでもバージョンアップできてない)。
最後はいつも上司に頼る人は自分で最後までやり切るスキルがつかない、これまた「自立型人材」にならない。
こういう人は最後までやらせると、数倍成長する。


●部下育成は上司の仕事だったのは昭和の話、自立型キャリア形成の時代、また職場全体で育てる、中堅が若手を育てる、「育成の縦の承継」が自動で回らなくてはいけない。リーダークラスが「育成はマネージャーの仕事」になってる文化の組織では「自立型人材」は育たない

●その上、家庭でも学校でも嫌なことはやらせない躾や教育を受けてきた耐性のない若者がドット押し寄せてくる、これは最悪、自分の時間を大切にすることは大事だが
「困ってる人を助ける」と言った利他主義がない。
社員も今はアルバイトと同じマインドに過ぎない、滅私奉公とまでは言わないけれど、社会通念上の相互支援が身に付いていない。
そして、集団行動やチームワークが苦手だし、できない。

そんなの上長の手に負えない。
今はプレイングマネージャーの時代、
●上司には、相当の権限がない
部下は上司を選べないが、それよりも上司が部下を選べないことの方が重要
部下を選べるようにして、優秀なメンバーで固められるようになれば互いに不満は減るだろう。
上司のチームに選ばれない部下をリストラするのが最も効果的な経営。

【結論】
双方とも自力更生、または育成が必要なことの証明がされたに過ぎないと思う。

ただ、人事の立場から言うと
ダメなチームには、優秀な上司を張ることもある、ダメな上司に優秀な部下を張ることもある。
なぜって?
優秀同士にしたら、ダメ同士の組織ができちゃうから
それは困る困りすぎる。



●関連記事
「上司」と一口に言っても、実務能力や人間性は千差万別。一人の人間として尊敬できる人格者もいれば、管理職としての適性に疑問符をつけざるを得ない人もいることだろう。

では、尊敬される上司とそうでない上司の特徴とはいったい、何なのだろうか?

ライズ・スクウェアはこのほど、全国の働く男女500人を対象にした「尊敬できる上司とできない上司の特徴に関する意識調査」の結果を発表した。




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