見出し画像

日本の大企業がDXできない理由 (私見ね)

いやいやできてるよって言う事例は、たくさんあるだろうけど

改善ではなく革命と呼べるか?
ビジネスモデルが変わったか?
社内のDX人材が実現したか?

と言った面を重要視してます。
IT✖︎イノベーションね

だから、紙の申し込みをwebにしたとかみたいな昭和の話は対象外ね
ちょっとうんざりしてるので、せめて今までできなかったシステム化を実現したみたいのがいいな、

何故かって、シャープのエアコン工場はかなり昔から無人化に成功してたし、パチンコ店なんて80年代からデジタル化されてる、そのレベルをDXと数えるようではグローバルで相手にされない。

でもね、その程度もできてないのに、DXなんてできないから、やることは大事よ

スティーブ・ジョブズが評価されるのは無かったものを作ったからと言うことになってる、ほぼオリジナルではないらしいので、ビルゲイツのMS-DOSと同じかもだけど、ビッグビジネスにした才能はまさにイノベーター。

GAFAももともと零細だったわけだから、規模は小さくてもオッケー👌
AIの授業に必ず出てくるゑびや大食堂なんか1番わかりやすい事例だと思う

そう考えると
●職人芸をシステム化した
●既にシステム化されていても、新しいアプローチで大きくやり方を変えた
●デジタルデータの活用で今までにできなかったことができるようになった

あたりが具体的な基準かな

amazonがAWS作ったのは紛れもないDXだけど、送料ゼロを実現したところ(全てではないけど)は、日本人には絶対無理と思われていた流通革命。

あまりデジタル化がフューチャーされてないけど、日本のECサイトがテナントに力づくで無料にしろと言ったのに比べればかなりのデジタル化。

とまー案件に目を向ければ、できたできないだけの話だけれど
今回問いたいのは、社員からDXが生まれたと言えるかどうか

なぜなら、殆どがコンサル会社かITベンダーがやったことを、「うん」と、頷いただけって話になるからね。

そう、もっと言うとイノベーションの芽が育ったかどうか?

今までのやり方にとらわれず、新たな切り口で考えることができる人材だ

ハイブリッド車を作ろうは既定路線だが、水素エンジンを作ろうはイノベーティブだなと

新しくなくてもいいけど、着想を変えて、商品やサービスを作る

そんな、破天荒であってほしい
だとすると日本の大企業は無理
ビジネスのアイデアより、昼休みから戻るのに1分遅れた方が重要な問題だからだ。

発想する時間まで分単位で管理する思考でマネジメントを捉える、本当に管理、人の才能を引き出すという意味はないから、自由な発想が本当に許されたことはない

最後は、上のものが自分の意見でまとめるので、みな何も言わなくなる。

イノベーターが育つ環境などどこにもない。
実際、日本企業では、イノベーターは厄介者だと思った方がいい、厄介者に力を発揮させる能力のあるマネージャーがいないのだ。

大谷に、両刀のままでいいと言える管理職は日本にはいないだろう。前例がないからだ。
ベンチャーの経営層にのみ存在する可能性がある

だから、大企業が優秀な大学生をゲットするがみんな3年で転職か起業する。
残ったのは、企業が喜ぶ忖度人材。

大企業のミッションに本気のイノベーションはない、守ることが最大のミッション、すなわちリスクヘッジ力。

だから、チャレンジという言葉をやたら使いたがるのは、できないし、言わないと忘れるからだ。日本企業の強みは予定調和、成功の繰り返しと現状の維持、そしてそのためのリスクマネジメント。

チャレンジ失敗などしたらクビがとぶ、だからしたふりするテクニックこそが出世の道。
みんなにアイデア出せと声かけるが、本当に出てきたら迷惑だ

それを前提に考えたらDXなど夢の夢。
まーこの話自体は常識だし、今更だけれど、これによって社員によるDXは絶望的になる。
しかし、そこにコンサルタントが登場するから面白い

先ほどの会社を辞めた優秀層と、会社に入らなかった優秀層は、起業するかコンサルに入るからだ。

時々、本気で「離職を防ぐ」とかいう人事部がいるが、意味不明だ。
辞める理由が、おまえの会社じゃ大きな仕事ややりたいことができないから辞めるのに、説得すれば残ると思う心理が不明。

会社の文化と先輩たちのマインドを入れ替えなければ、辞める優秀な若者を引き止めることなど不可能、ただ無意味に死刑執行を遅らせるだけだ。

だったら、早めに辞めさせてあげた方がいい、お互いに時間を無駄にしないですむ、私の見立てでは思いとどめさせることは不可能(もう決めてるから)99%が結局やめる。
ちょっと引き伸ばせても結局やめるはず、残ってくれれば、、、みたいなそんなその場限りの約束は互いに不幸だ。

私の唯一の例外は、新たなテーマの責任者として活躍の場を与えた例だけがある。もう10年転職してないから成功と言えるだろう。

もちろん、入社時にいいことしか言わない採用に問題はあるが、離職者は採用したうちの三割程度に収まってるのだろうから、上出来である。

その目減り分を、後に成長した即戦力を中途で採る方が圧倒的に重要だ。

と言った人事戦略が基本のキだが、DXに成功して、グローバルに通用する生き残れる企業は、このイノベーティブ人材の住みやすい環境を整え、日本企業が最も苦手な多様性の受容(ダイバーシティ)を本質的に実現せねばならない。

とまー一気に書いたが
書いてても日本企業には無理な気しかしなかった。

どんなDX目指す先進企業も、結局、若いやつ採って、会社の犬(社蓄)として育てることしかしてない。
ごめん、言いすぎた聞けばそうは言わないよ、絶対いいこと言う、本人たちはそう思ってないし、結果そうなるとも思ってない。

優秀な人材ほど大切にしてるだろ、それだよそれ、海外のスタートアップ行くと、鋼になるまで鍛えられる、日本では鍛えるのではなく出世させようとする、本当に凄いやつはあなた方の評価など要らんのだ。

ベンチャーも同じ、安い給料しか払えないから、元気な若者をとる。
あとは役に立たない役所や大企業の部長以上の閑職をブランドイメージや人脈形成のために少しだけ集める、顧問とかね、この投資がデカすぎたりする。

視野がドメスティックなのね
外資系が人気あるのはグローバル視点、世界に通用するから
それを真似して日本的経営のいいところを捨ててる日本企業は、どんどん厳しくなっていくし、DXに関してはコンサルなどの他社のいうなりになるだろう。

まーどっちにしろ、DXは社員を不要にするものだから、人の心配してる「人事」自体不要になる。

経営者もマネージャーも要らない、朝スマホにAI経営システムから指示が飛んでくる、飛んでくるうちはまだいい、あなたの仕事は残ってると言うことだから、殆どがwebになりリアル店舗もロボットになる、本当に映画の世界。

そんな時代でも、あなたが会社に必要だと思う理由を、考えてみてください。

そうなる前にやることは、そのDXを進める側の人材になることしかない、そのスキルがあればその後も道が開ける、企業に任せていたら、事務処理しか学べないってことだね。


https://note.com/bostonmio/n/n87ca40fdf2c8

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?