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『英語のハノン』やってます

昨日はガンバ大阪は、長谷川健太監督(2015年にガンバが三冠達成したときの監督だ)率いるFC東京と対戦した。キックオフ早々に先制され、そのまま0-1で終了。はあ、ほんま点が排卵。

そしてこの週末は阪神タイガースの試合はないので、家に引きこもって諸々の作業をしていたのである。しかし根を詰めて作業をしていると脳がグシャグシャになるので息抜きが必要になるのだ。

こうしてnoteを書くことも息抜きだが、最近は『英語のハノン』という英文法のドリルが、頭の違うところを使うので、良い休憩になっている。

中学校レベルの文法の解説があって、あとはひたすら短い例文のドリルである。

そもそもハノンとはピアノの教則本で、ひたすら運指の訓練をするものらしい。バイエルどころではなく厳しいものらしい。なので本書はひたすらドリルで口を動かしやがれというコンセプトなのである。

ドリルの内容は、短い例文を音声の指示に従って組み替えていくだけである。疑問文にする、4文型から5文型、主語や目的語を入れ替えるなどなど。

単調な作業ではあるが、発音に気を配りつつ、口に馴染むまで繰り返すのは非常に良い訓練になっている、気がする。平日は25分、休日は50分、ラジオ体操の感覚で毎日飽きずに繰り返している。これをやることで英語脳とでもいうべきものが活性化されていく感覚がある。

やってることそのものはカラン・メソッドに近いか。カランはセブで少しやって良いなあと思ったが、先生がいないとやりにくい。一方、本書は独習が前提になっているのが素晴らしい。

瞬間英作文のようでもある。瞬間英作文も良いものであるけど、プロンプトが日本語という致命的な弱点があるのに対して、本書は英語だけで訓練できるようになっている。

つまりカラン・メソッドと瞬間英作文の良いとこ取りをしたといえなくもない。こんなことを言うと著者に空手チョップされそうではあるが。

また本書は初級編であり、中級編と上級編の出版も予定されているという。待ち遠しくてしかたない。

ひとつ注文をつけるとしたら、イギリス英語版の音声もリリースしてほしいということだ、追加料金は払うので。そうDistinctionシリーズのように。


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