横田眞二『医療用語なるほど辞典 -ヘルスケアのデカメロン-』読んだ
なんとなく購入してタラタラ読んでしまった。けっこう面白かった。
クール、カテーテル、カニューレ、レセプトなど医療の現場で使う外来語の語源を解説している。
さすがに印欧祖語は出てこないが、英語、ドイツ語、フランス語、ラテン語、古典ギリシャ語くらいまで遡るので十分だと思われる。
自分が何気なく使っている言葉の由来がわかるのは良いことである。というか由来も知らずに使ってたことになんの違和感も持たなかったのがやや恥ずかしく感じたりもした。
オナニー、アクメ、オーガズムなど下ネタもいっぱいあるよ。
まあ由来がわかったところで臨床能力が上がるわけではない。電気メスの原理を知っても手術が上手くなるわけじゃないのと同じである。
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