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#759 バンド論128|Duncan's Divas(ダンカンズ・ディーヴァズ)

前回紹介したSNUFFに引き続いて、同じくドラム・ヴォーカルのダンカンが、女性アーティストのパンクロックカヴァーをひたすら行うDuncan's Divasを紹介しましょう。


Duncan's Divasとは?

Duncan's Divas(ダンカンズ・ディーヴァズ)は、ダンカンのソロプロジェクトであり、洋楽・邦楽の女性ヴォーカルの曲を、ひたすらダンカンがパンクに歌うというSNUFFのカヴァーのみをやるバンドであり、尚且つ女性アーティストに特化した感じです。
レコーディングはダンカン1人でやっているみたいですが、日本でのライブは日本のサポートメンバーを携えて行っております。

1stアルバム「Sticks Up GIrls」をリリースした時の2007年の来日ツアーでは、ダンカンがギターヴォーカルで、メインギターにロリータ18号のエナポゥ、ベースがSOFTBALLHARUNA、ドラムがマキシマムザホルモンナヲという豪華ラインナップです。


そして2nd「Up And At 'Em」をリリースした際の2009年の来日ツアーでは、ダンカンがやっぱり落ち着くのかドラムヴォーカルになり、ギターには新たにFour Get Me A Knotsのチエが加入し、ナヲが外れる感じとなりました。

そしてこの年の9月、渋谷で行ったPUNKAFOOLIC!という私が行ったイベントにも出演。
次回のライブ論で詳しく書きましょう。

とにかく、SNUFFとそんな変わらないですが、これはこれで好きだったりします。ライブも楽しかったですね。


Duncan's Divasの聞いておきたい10曲

10位 All The Things She Said (t.A.T.u)

あの一世を風靡したt.A.T.uの超有名なあの曲ですね。
日本でt.A.T.uはMステの例のアレのせいですこぶる評判は悪い(ミッシェル最高にカッコいい雄姿を見れたので僕は好意的に見ています)ですが、世界的に見たらそこまで評判は悪くないのでしょう。知らんけど笑

この曲はYouTubeではなくて、懐かしのAudioleafで聞けます。
myspaceとか懐かしいですね。一瞬で廃(略)


9位 なごり雪(イルカ)

この曲はYouTubeに無かったので別verを貼ります。
エグイ位多くのアーティストに個人的に印象に残ってるのは、このGAS BURNERというバンドバージョンのカヴァーで、ゴイステが出てたライブを録画した時、その後で歌っていたのを覚えてますね。


8位 そばにいるね(青山テルマ)

この曲は流行りましたね。
青山テルマの曲はこの曲しか知らないんですが、この曲だけでも一生食っていけるでしょう。
そんな感じのメロウなこの曲をダンカンもメロウに仕上げています。


7位 ハナミズキ(一青窈)

そして青山テルマに続いて、一青窈もこの曲しか知らなかったりする…と思ってましたが「もらい泣き」も知っていました。
そんな感じですが、この曲もメロウで素晴らしいですが、ダンカンもパンクにしながら原曲のメロウな感じを殺さず、いい感じに仕上げてくれていますね。


6位 恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)

ザ・ピーナッツの超名曲ですね。
昔、モー娘。の加護ちゃんと辻ちゃんが結成した「W(ダブルユーと読む)」でもカヴァーしてましたが、加護ちゃんが宮田笙子やっちゃって速攻活動休止した悲しい思い出があったりするこの曲ですが、前述のライブに見に行った時、ゲストで来ていたナヲがこの曲を歌ってましたね。


5位 プラネタリウム(大塚愛)

大塚愛の項でも紹介しておりますが、とにかく原曲はメロウで幻想的で素晴らしい曲で、さっきからずっと同じこと書いてますがその原曲のメロウさを殺さずに、メロウにダンカンが仕上げている、そんな曲です。
この時期(2000年代)のJ-POPは割とダンカンが制覇していますね。


4位 Glamorous Sky(中島美嘉)

そして鬼のように流行ったこの曲ですね。
この時期にコンパとかに行くと、大抵女子がこの曲を歌っていました。まぁ我々も歌ってもらうよう誘導していたのですが・・・
やはりNANAも面白かったので、また改めてバンド論で紹介したい限りですが、実写版のテーマソングにもなったこの曲は完璧でしたね。
一回、氣志團万博で生で聞けてちょっと興奮した記憶があります笑

この曲はメロウではないので、ダンカンが最高級に激しく盛り上がる感じで仕上げてくれていますが、さすがにダンカンをもってしてでもこの曲のサビのキーは高く、1オクターブ下げて歌っているのが印象的です。

見に行ったライブでも確か2曲目とかに演奏して盛り上がった記憶がありますね。


3位 Cherry Blossom(松田聖子)

そしてこの曲もいいんですよ。
元々聖子ちゃんが1981年(!)にリリースした原曲も勿論良いんですけど、いい感じにバンドアレンジで、パンキッシュに仕上げてくれているテクニックが秀逸ですね。
ライブバージョンでもいい感じのグルーヴが垣間見えます。名曲!


2位 Jasper(木村カエラ)

そしてこの曲もいいですね。
原曲は石野卓球(電気グルーヴ)が作ってるんですけど、ライブでクソ映える曲なだけあってバンドアレンジでも相当盛り上がります。いい感じで最初から最後まで楽しいですね。
イントロから相当楽しいですし、サビでは思わず「JUST LIKE THIS!」と叫びたくなりますし、間奏のドラムとかも秀逸。
途中で早くなるところもいいですね。


1位 プレゼント(ジッタリンジン)

そして一番好きなのはこの曲ですね。
元々原曲が素晴らしいというのもあるんですが、かなりカッコいいバンドアレンジに仕上げているのが◎。ユニゾンでエナポゥも歌う感じもいいですし、サビで少しテンポあがって、サビ後に「Oi!」で終わる感じも素晴らしい。
この曲の歌詞とか覚えるの日本人でも結構きついと思いますど、ライブでダンカンも頑張ってますね笑
ライブで聞いていて楽しい曲ですね。


まとめ

そんな感じでダンカンに関して2回連続で紹介してしまいましたが、この繋がりで洋楽(一部邦楽)のカヴァーばっかりやっているバンド、Me First And The Gimme Gimmesを次は紹介しましょう。

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