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#749 バンド論127|SNUFF(スナッフ)

バンド論、ここ最近はバンドについて書いておりませんでしたので、原点回帰!てなわけで本日より洋楽パンクロックを紹介したいと思います!
そして第1弾として、結成から四半世紀以上愛され続けているパンクロック界の雄・SNUFF(スナッフ)を紹介したいと思います。


SNUFF(スナッフ)とは

結成は1986年のイギリスです。
時期的にはBAD RELIGIONNoFXの少し後に結成され、今なお活動をしておりイギリス、いや世界中で愛されているパンクロックバンドです。

かのハイスタンダードもSNUFFからバリバリ影響を受けていることを公言していますし、日本のバンドでも多くのフォロワーを生んでおります。
僕がハイスタの速さとメロディに憧れたように、ハイスタはSNUFFの速さやメロディに憧れた、という感じでしょうか。

僕がSNUFFの存在を知ったのは2000年、確かハイスタのLOVE IS A BATTLEFIELDと同日、日本ではPIZZA OF DEATHよりリリースされたアルバム「NUMB NUTS」が切っ掛けでした。
ハイスタのパイセンでもあるので、ちょっと聞いて見るかと思って聞いて見て、なかなか衝撃を受けました。

なかでもFatboy slimのカヴァーもあるんですが、それより僕が衝撃を受けたのがブランキーのSWEET DAYSのカヴァーですね。これをこんなパンクにカヴァーできるのかと感銘を受けました。そしてベンジーも良く許可したなと笑

そしてそんなブランキー、特設サイトができて盛り上がってます。
再結成したら泣くんですが・・・



SNUFF(スナッフ)の魅力

1.ダンカンのドラムヴォーカル

SNUFFはとにかく、ドラムのダンカンが凄いです。
メロコアバンドで唯一難しいと言われているのがドラムなので、普通にドラミングするだけでも凄いのに、このダンカンはドラムヴォーカルなんです笑

ドラムヴォーカル自体、C-C-Bとかルーマニア・モンテビデオ位でしか見たこと無いのに、クソ激しいのを叩きながら、挙句クソ高いキーの曲を歌うという鬼。
この芸当ができる人間は少ないでしょう。


2.ダンカンが親日家

そんなダンカンの嫁さんが日本人なんですね。
故にSNUFFは日本の曲を多くカヴァーしており、「アンパンマン」とかは札幌の僕の高校で流行ってましたし、岐阜の学校でも流行っていたりしたようで、日本語の曲をカヴァーするパンクバンドということで有名でした。
(当時は少なかったので)


3.続・ダンカンが親日家

そして更に続きますが、ダンカンがかなり精力的に来日して活動しており、
ken yokoyamaらと「Billy No Mates」というバンドを組んだり、女性ヴォーカルのバンドに特化した「Duncan's Diva」というバンドをのSOFTBALLのHARUNAとかと結成したりで、とにかく日本LOVEのオジサンですね。


4. ライブが最高に楽しかった

結構先のライブ論で紹介すると思いますが・・・SNUFFは一度だけ見てます。
このFAT WRECK CHORDSの25周年ライブが最高に楽しかったので、また見たい限りですね。


SNUFF(スナッフ)の聞いておきたいBEST10

10位 Anpanman-No-March(アンパンマンのマーチ)

この歌は結構有名ですね。
前述の通り、日本全国の高校生が聞いていました。
トロンボーンもですが、演奏のタメとか展開とかがSNUFFはやっぱり抜群にうまくて、原曲のいい所を残しつつパンクにカヴァーするあたりが非常に秀逸なんですね。

ちなみに僕の娘もアンパンマンにかなりハマっていたのですが、この曲を聞かせてもあまりピンと来ていませんでしたね笑


9位 Ningen Te Iina(にんげんっていいな)

そして次に紹介するのは「日本昔ばなし」でおなじみのこの曲です。
日本昔ばなしの記憶はほぼ無いですが、このエンディング曲を覚えている人は多いのではと思います。
シンプルに激しくしただけだったりするんですが、だがそれがいい
最高に楽しい曲です。


8位 Sweet Days

そして前述の通り、ブランキーのカヴァーですね。
なぜこの曲をセレクトしたのか不明ですが、とにかくまぁカッコいい。
ブランキー好きの連中にも紹介すると気に入っていましたね。
原曲がいかにカッコよかったかが分かる、そんなアレンジです。


7位 Walk

そしてこの辺からオリジナル紹介していきましょう。
まず紹介するWalkはベースソロから始まり、ご機嫌なイントロのままそのスピードを保って曲が始まり、サビでちょっとテンポ落ちてダンカンの高音ヴォーカルが響き渡るという、That’s SNUFFって感じの曲ですね。
ライブで盛り上がる曲です。


6位 Sunny Place

この曲も超ポップなギターリフで始まり、いきなりダンカンの高音ヴォーカルで入る、とにかく超ゴキゲンな曲ですね。
歌詞とかは分からないですけど、おそらく夏の感じの曲ではないでしょうか?(超適当に言ってますが)

下記のFat Wrech Chords 25yearsのライブは僕も行ったのでどっかに映ってるかもですが、とにかく踊れて楽しい曲ですね。


5位 Do Nothing

これはスペシャルズのカヴァーだったらしいですね(今知りました)
ミュートで入るギターから好きなんですけど、とにかくメロディが奇麗で展開も好きな感じです。
ラスサビでテンポが上がるのも個人的に好きな展開ですね。


4位 Too Late

これもSNUFFを代表する曲であり、90年代のメロコア界を代表する曲かと思います。
とにかく終始激しく、踊り狂える感じの曲ですが、改めてこの曲を歌いながら叩くダンカンの変態さが垣間見える、そんな曲ですね笑


3位 Now You Don’t Remember

この曲はハイスタがカヴァーしているのを先に聞いた記憶があります。
ハイスタが割と忠実にカヴァーしているので、ほぼ原曲通りだったりするんですが、コーラスとかハモリが映える最高に楽しい曲です。
そして最高にカッコいい曲ですね。



2位 What Kind Of Love

そしてこの曲も有名ですね。
前曲同様ハイスタでもカヴァーしてましたし、ken yokoyama名義でもカヴァーするくらい、kenにとっては相当思い入れの強い曲ですね。
ギターのリフが美しくメロウで、ライブで盛り上がる曲です。
まさに90年代メロコアを代表する曲ですね。


1位 Whatever Happened To The Likely Lads

そして一番SNUFFで好きなのはシンガロングできるこの曲ですね。
前述のFat25thでもライブの最後に演奏して、みんなでモッシュしまくって最高に楽しかったですし、まさにSNUFFという感じですげー好きな曲だったんです、が!
この曲もカヴァーだったんですね笑
知らなかったです笑

とは言え、やはり一番好きな曲ですね。
この曲も最後のラスサビが貯めて貯めて貯めて・・・で激しくなる展開が最高に好きです。


まとめ

そんな感じのSNUFFですが、Fat Wrech 25thのライブがフル尺でYouTubeにあがっているのでぜひチェックしてみましょう!
最後はNoFXや難波も歌ってますが、このライブは本当に楽しかったですね!


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