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#515 広報論28|2024年の広報はどうあるべきか

これまで広報部長として広報論を偉そうに色々と語ってきました。

成果が出せているのか、出せていないのか正直あまり分かっていませんが…
とは言え、流石にここまで広報業務をやっていると「やるべきこと」「やらないほうがいいこと」は分かっているつもりですし、広報から少し離れた今、尚更自分の良かった所とかが見えたりしています笑

そんな感じでこれまでの繰り返しの内容にもなってしまいますが、2024年にあるべき広報のスタンスに関して紹介しましょう。


2024年の広報はどうあるべきか?

1. オリジナリティを出そう!

現在世の中は情報で溢れていますね。
ちょっとスマホを開けば、X!Instagram!TikTok!Facebook!てな具合に、SNSは未だにブイブイ言わせていますし、SNSも広義では「情報」ですよね。
そして情報は鬼のように溢れて、溢れすぎているが故に真贋も問われ、何を信じたらいいのかが分からない位です。

最近の話でも、週刊文春が報じる松本人志の話と、週刊女性が報じる松本人志の話は違います。どちらを信じればいいのか分かりませんね…

だからこそ、発信する側の広報サイドは、思考停止になってしまったり、迷ったりして埋もれてしまうような情報ではなく、オリジナリティのある、自分だけしか作れないような楽しい文章を提供することが、これから求められる広報の価値ですよね。


2. 希少性のある内容を!

オリジナリティと少し通じる部分もありますが、今現在、調べようと思うとほとんどの情報は手に入れる事ができますね。
例えば「40歳 男性 部長 割合」とか適当に調べると、下記のような情報が出てきたりします。

世の中には色々なニーズがあり、希少性のある内容であれば独占することも可能です。
故に、広報するタイミングで事前に「競合と成りえるワード」などを調べて、その上で違う訴求方法などを考えて、独占するのが良いやり方と言えるでしょう。

また、最近は文章を作ったりするのもあChatGPTくんに依頼するケースも多いでしょうが、あくまでAIの作る文章は限界がありますので、オリジナリティにも通じる話ですが、AIには書けない情報を書くのがベターですね。


3. 情報は鮮度が重要!

これまでもこのフレーズは使ってきていますが、上記の1と2に通じる内容ですね。
世の中には情報が溢れているが故に、情報は鮮度を失うと価値が一切なくなりますので、即座に情報提供することは意識するべきでしょう。
例えば今ですと、ほとんどの情報はXに集まり、その情報発信が早ければ早いほどインプレッションは集まり、上位表示も実現し見てもらえる機会が圧倒的に増えます
故に、情報は早いに越したことは無いのですが、加えて「オリジナリティ」「希少性」が必要なんです。全て繋がるんですね。


4. トレンドとのクロスオーヴァーを!

オリンピック、都知事選、自民党総裁選、アメリカ大統領選挙、ロシア大統領選挙、新紙幣流通開始etc…
2024年は結構色々な事が起きる予感があります。

トレンドを常に追って、そこから派生する情報提供なども良いかもですね。


5. 正しく伝える広報活動を

これは2024年とかに限らずですが、やはり広報は反復が必要です。
何度も広報活動、広報業務を行い、自分の「型」を作っていくんですね。
その中で「正しい言葉遣い」「読みやすいUX」「段落の使い方」など、読みやすいテクニックを磨き、情報が正しく伝わるような技法を身に着けていきましょう。


まとめ

とにかく情報化社会の昨今、情報を出さないと淘汰されることは間違いないので、まずはACTION!ACTION IS ALLです!

てなわけで2024年もルールを守って、楽しい広報活動をしましょう!


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