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#033 広報論⑤|平均PV数を上回るプレスリリースを書く方法

2019年に広報部長を拝命して以降…
3年ちょいでこれまでに150本くらいプレスリリースを書いてきたと思います。
流石にこれだけ書くと、もう慣れてきたというか何というか生活の一部みたいなものになってますが、これだけ多くのネタを出せるのは幸せなことですね。

そこでこれまでに私が執筆してきたプレスリリースの変遷を紹介しつつ、テクニック的なものも僭越ながらお伝えできたらと思います。


2019年(1年目)

初年度は会社のコーポレートサイトと、当時契約していたプレスリリース配信代行会社での配信を行っておりました。

記念すべき初プレスリリースは・・・まぁヘタクソですね笑
そして謎に。転載された時に内容がカニばりSEO順位が下がることを危惧して、記事をjpgで画像にして、画像を貼り付けて記事を紹介しています。まぁ勿体無い笑
内容もチープで、ただなんとなく書いてるだけですね。
反響はほぼありませんでした。

<反省点>
・プレスリリースのテキストを画像にしているのでSEO的に何の意味もない
・タイトルが全然魅力的で無く、クリックしようと思わないタイトル
・記事の抑揚、強弱がなく伝えたいことが全然まとまってない


2020年(2年目)

そして2年目でようやく「カニばるとか余計な心配してたけど、それよりテキストでやったほうがいいな」と気づき、テキストで書くようにしました。
結果、2019年と比較しても2.5倍位のPVをコーポレートサイトでGETできるようになりました。

そして2020年から、今もお世話になっているPR TIMES様と契約を行いました。

PRTIMES様での第1号の記事は自社サービスに関する記事で、この記事が一番古いというのもありますが、ブッチギリで頭ひとつ抜けた圧倒的なPV/UUを獲得してます。
まだ全然ヘタクソなんですけど、恐らくタイトルの「女子中高生」が刺さったんじゃねえかなと思ってます。

ただ、まだこの頃も今見たら全然ダメですね。
サムネイルもサービスロゴを貼り付けたのを流用しているだけで、結構やっつけで終わってました。
あとは人間の視線誘導を意識できていないので、クリックして欲しいURLとかを上部においたり、文節と文節の仕切りがわかりにくかったりして効果的ではないです。

<反省点>
・サムネイルがサービスロゴのみで魅力的ではない
・文章の構成がバラバラで優先順位付けや起承転結ができていない。




2021年(3年目)

色々と試行錯誤を重ねた結果、去年くらいからコツを掴んできました。

PRTIMESの平均PV数は月間450〜500PVとのことですが、毎回その辺の数値は余裕でクリアできており、転載のみならずメディアに取り上げられてオリジナル記事を書いてもらえたりもしています。
更にはプレスからの問い合わせなども増え、なんとなく刺さる記事がわかってきました。


2022年(4年目)

引き続き、ありとあらゆる角度でその中でもちろん「プレスリリースを描いてくれ」と依頼を受けることもありますが、広報サイドからも「これで出しましょう」と提案して出せるようになり、それが結果としてPV数向上、問い合わせ、SEO順位向上などに繋がり良いサイクルを生み出せています。

それではちょっとしたコツをご紹介しましょう。


タイトルが勝負!強調したいワードと言いたいことを詰め込む!

これはSEO対策で極めて重要です。
そして言い続けることも大事だったりしますので、ここは強く意識しましょう。


画像は5枚以上使いましょう!

文字だけでは人は疲れるので、100〜150文字区切りで画像を載せるようなイメージで理想です。


boldや装飾、仕切りを有効に使い、読む人のUXを意識しましょう!

これはセンスが問われます。平坦な文章だけだと人は疲れるので、強弱・コントラストを意識しましょう。

そんな感じで基礎の基礎ですが、是非実践してみてください!

プレスリリースは会社をアピールする名刺のようなものなので、出さなきゃ刺さりません。
そんな感じで書きすぎるくらいが良いと思ってますので、ガンガン出していきましょう!以上!




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