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#585 人事論11|従業員の育成・スキルアップについて

採用と人事の仕事の明確な違いは、
採用は「入社前の人(求職者)に向けた仕事」であり、
人事は「入社後の人(従業員)に向けた仕事」となります。

入社後の人、即ち従業員はやはり会社にとって利益をもたらす存在でなければなりませんので、常に成長をし続けてほしいものです。
IT'S GROWING UPですね。

そんな感じですが、従業員のスキルアップに関して、本日は紹介しましょう。


従業員がスキルアップするメリット

従業員目線と人事担当目線で色々と変わってきますが・・・

従業員目線

スキルが上がると、裁量が増えて仕事が楽しくなります。
そしてスキルがあがることは、今の会社以外でも活躍できるという自信にも繋がりますし、そしてそれが成果に繋げれば昇給・昇格も夢ではありません。
なので、従業員にとってスキルが増えることはメリットでしかないと思っておりますが、しいてデメリットを上げるのであれば「スキルアップのために自由な時間がなくなる」とか、そんな感じですかね。
何かを得るためには、何かの犠牲が必要なのですが・・・


人事担当目線

従業員がスキルアップして、仕事を楽しんだり、給料があがったりすると…
離職防止に繋がるので、人事担当としては嬉しいんですね。
更には従業員がスキルアップしたことを発信してくれたりした日には、採用にも繋がったりと良い事が続きます。
会社にとってデメリットは無いですが、しいて挙げるとすれば「従業員がスキルアップして転職してしまう」という懸念位です。
これは起きてしまうのは避けれらないのですが、「ここまで育ててくれた会社を裏切るのは悪い」と、ウェットな部分で思ってもらうのが吉ですね。


従業員のスキルアップ方法

1.OJT

On the Job Trainingの略ですね。
職場の上司や先輩などの指導者が、新入社員や業務未経験者などの研修生に対して、実際の職場で必要な技術やノウハウを、実務を通じて教育・育成する方法です。
やって当たり前と思いますが、これができない企業は多いです。
鳳寿司なんて超ブラック企業なので「目で盗め!」みたいな感じですからね笑


2.イネーブルメント

イネーブルメント(enablement)は「~ができるようになる」「有効化する」といった意味の「enable」を名詞化した言葉です。
つまり、セールスイネーブルメントとは、営業組織が成果を出し続けられるようになる仕組みづくりのことであり、そのための人材育成を根幹とするアプローチを指し、具体的にはエース営業マンが事例を紹介したり、そんな感じでナレッジを共有して、属人化を防ぐ方法ですね。


3.外部セミナー

あとは一番手っ取り早いのは外部のセミナーに行く事です。
有料セミナーはやっぱりお金を取るだけあってしっかりしているので、そうした外部セミナーで得た知識を社内で還元するのもまた必要な事です。
どんな会社でも、こうした外部研修費は積んでいると思うので、誰かに使われるくらいなら「この有料セミナー行かせてください!」と自ら挙手をして参加するのも良いですね。


まとめ

そんな感じでまとめてみましたが、従業員は常にスキルアップしなければならないんです。
それは経営者もヒラも変わらない価値観ですね。

前回の人事論で、2024年のトレンドは「賃上げ」と「リスキリング」と「人材獲得競争の再激化」と挙げました。
一番最後のはちょっと毛色が違いますが、「賃上げ」「リスキリング」なんて、正にスキルアップに直結する内容です。


てなわけでスキルアップして賃上げして、価値を高めていきましょう!


参考)
この辺も非常に参考になりますYO!


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