ひとは、支え合っていきているんだね
人には、それぞれいいところがある。
でも、
人には、それぞれ苦手なことだってある。
おんなじ人間なんていない。
それぞれ、個性があるし、価値観だってちがう。
だから、おもしろい。
そして、人は支え合って生きている。
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「人」という漢字は、
“ひと” と “ひと” が支えあって
できている。
と、テレビや本、先生などから、
なんべんも聞いた。
以前は、
ふ〜ん、
まあ、たしかにね。
というくらいにしか思っていなかった。
だけど、
ああ、本当にそのとおりだな。
と、ようやく、心からそのように思えるようになった。
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私は、
ひとりでなんとかしよう、
と思うことが多かった。
人に頼ることは、
なんだか申し訳ないなあ、と思っていたし、
自分ができるようになれば、他の人に迷惑をかけることもない。
だけど、他の人がカンタンそうにやってのけるのに、
自分は
うまくできないことも、多かった。
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私は、完ぺきを求めてしまいがちである。
たとえ、
概ね、できていたとしても、
もっと改善できるところがあれば、
もっと、こうすればよかった、と反省したり、
あの人だったら、もっとうまくやっていただろうに。
と自分の至らなさを感じていた。
自分は、
どうしてもっとうまくできないんだろう。
とよく思っていた。
自分にない
長所を持つ人をみては、
憧れを抱いていた。
私もあんな風になりたいなあ
と、少しでも近づけるように、
頑張ったりもした。
でも、
頭では、
こうすればいいんだ
とわかっているつもりでも、
うまく心がついていかなかったり、
思うようにできないことがたくさんだった。
そんなことを繰り返しては、私は出来損ないだ。
と凹んでいた。
わたしは、
自分を認めてあげることができなかった。
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でも、最近気づいた。
他の人にいいところがあるように、
“ 自分にも、いいところがある”
ということに。
“自分ができること”
それは、自分にとっては、当たり前のことだった。
だから、
みんなも、当然できるものだ。
と思っていた。
だけど、
当たり前のことをしただけなのに、
褒められることもあった。
私は、
自分の持っていないものばかりに
目を向けていた。
自分の持っているものがよくわかっていなかった。
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でも、最近、
“自分”というものに、真っ正面から向き合った。
自分の気質や、性格、得意なこと、苦手なこと。
どういうときに、どう感じるのか。
好きなことや、嫌いなこと。
自分と
たくさん、たくさん対話した。
そうしたら、前よりも、
自分のことを理解できるようになった。
自分が少し、好きになった。
そして、
前よりも、自分を認められるようになった。
私は、完璧な人間ではない。
弱いし、色々なことに敏感で、
生きづらい、と常日頃から感じていた。
だけど・・・
いいところだって、たくさんあることに気づいたんだ。
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思ったのは、
やっぱり、人には
向き、不向き
というものがあると思う。
そして、
生まれつきの気質や、
育ってきた環境で、
それぞれの
価値観
を持っている。
同じことをされたとしても、
受け取り方は全くちがうかもしれない。
こんなに人がたくさんいるのなら、
それぞれが、
得意な分野、好きなことを生かしていけば、
いいんじゃないかな。
一つのことが
できなくったって、
苦手だったって、
それができる人や
得意な人に
まかせればいい。
その代わり、
私は、
自分ができること、
得意なこと、
好きなこと
を、楽しみながらやればいい。
私は、
ひとりで生きていくことは、できない。
人は、支え合っていきているのだから。
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