ノルウェーしばりで #私の勝負曲

音楽好きとしては参加するほかないお題を発見!ここはせっかくなのでノルウェー出身のアーティストしばりで参加したいです。私の心と身体を他方向から揺すぶってくれる5曲を紹介させてください💃

1. Elastic State of Mind - Highasakite (2018)

過去にHostess Club Weekenderで来日を果たしている、2011年デビューのインディーポップバンド。現在はデュオで活動中。インディーといってもノルウェー国内ではかなり知名度の高い実力派です。Seebともコラボするなど、最近はダンスミュージック色の強い彼らですが、宇宙を感じるような壮大なサウンドとIngrid Helene Håvik(かつてはソロ名義でも)の力強く神秘的なボーカルに引き込まれて、一度再生したらそう簡単には地上へ戻ってこれなくなるでしょう👽

2. Plot Twist - Sigrid (2017)

全部勝負曲!といっても過言でないほど、どのトラックもまっすぐ全力投球なSigridはいよいよ日本のメディアでも注目され、コロナの影響がなければ初来日の予定があった西海岸オーレスン出身のシンガーソングライター。とてもひとつに絞れないヒットナンバーの数々、 "Don't Kill My Vibe"、"Don't Feel Like Crying"、"Strangers"とも迷いましたが、イントロからアウトロまで1秒たりとも飽きることなく、彼女のピュアな魅力にとりつかれっぱなしの"Plot Twist"を選びました。ちなみに彼女のお兄さんであるTellef Raabeも才気溢れるソロアーティスト(現在は学業に専念されているそう)。彼のファーストアルバム「Idiographic」(2016) には、Sigridになる前のSigridちゃんもコーラスで参加。兄妹の美ハーモニーは必聴!

3. Dreamer - Lovespeake (2016)

このバンドは謎が多かったです。デビューアルバム "DNA"のリリース当時、絶賛の嵐でノルウェー国外からもラブコールを受けていたにもかかわらず、それっきりぱったり...?と思って調べてみたら、コアメンバーであるAlexander Pavelichはかなり売れっ子のソングライターなんだとか。そんな彼、普段は子育ての傍、主に世界中の著名アーティストのために楽曲提供をしているんだそうです。実はオスロのフェスで一度だけ生で見ていて、今後の活躍をとても期待していただけに残念ではあります。しかし、最初で最後の覚悟で作ったのではないか!?という思うくらい完成度の高いこちらのアルバム、ぜひ通しで聴いてみてください。ふわふわ夢心地なのに電気ショックが全身に走るような、不思議な感覚の虜になること間違いなし。

4. Drø Sø - Kakkmaddafakka (2011) 

世界中にファンが散らばる、ベルゲン出身、やんちゃ男子6人による賑やかなインディーロックバンドは The 青春。いまも現役ですが、子どもができたメンバーもいるし、みんな大人になってしまいました...。全盛期のアルバム「Hest」(2011) のアルバムの甘酸っぱさったら!なかでもラストソング "Drø Sø"が大好きです。こちらも本当にラッキーなことにライブで見れており😭  間違いなく、人生の思い出に残る最高に楽しいライブのひとつでした。

5. Vi burde ha vært på film - No.4 (2016) 

ラストはオスロの女性トリオ No.4(ヌンメレフィーレ)。聴き終わったあとに「充電完了!」とでも叫びたくなるようなパワーソング。No.4は、なんとなくふさぎこんでいる時に心の風通しをよくしてくれるような楽曲ばかりなんです。まるでセラピーを受けているかのように。ノルウェーは市場が小さいだけに、国外での活動も視野に入れて、最初から英語だけで歌ってるグループも多いんですよね(単にみんな流暢というのもありますが)そんななかノルウェー語で歌い通しているアーティストには、特別な愛を感じずにいられません(実際、No.4は地元や故郷の愛を綴っている歌が多いですよ)。

歌詞がとても聞き取りやすいので、個人的にはノルウェー語学習のお供にもおすすめです。英語に関しても私はほぼ音楽から学んだもので!

番外編でもう1曲💃

Følger deg hjem - Svømmebasseng (2016) 

「あなたの家についていく」絶妙なゆるさが心地良いパーティーソング。リアルなオスロの春(まだ肌寒いけど、日が急に長くなってきてテンションあがる季節!)を感じる手作り感たっぷりのビデオも💗 お楽しみください!


この記事が参加している募集

私の勝負曲

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは取材費や執筆のお供のコーヒー代に充てさせていただきます。