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【マッチレビュー】ドルトムントvsハイデンハイム【第3節 ブンデスリーガ24-25】

  • ブンデスリーガ 2024-25 第3節

  • 日時: 2024年9月14日(土) ※日本時間

  • 会場:ジグナル・イドゥナ・パルク

  • 試合結果:ドルトムント4-2ハイデンハイム(HT3-1)(終了4-2)
    ドルトムント:ドニエル・マレン 12'、カリム・アデイエミ 17', 41'
    エムレ・ジャン 90' + 3' (pk)
    ハイデンハイム:マーヴィン・ピエリンジャー 39'、M. Breunig 74' (pk)


試合の展開:前半

  • 【ドルトムント BVB】ギラシが先発として起用、ワントップ。アデイェミは左ウイング、マレンは右ウイング。
    序盤からドルトムントがボールを握っていく展開。 押し込んだあとは、ブラントが自由に動きつつ、グロスも攻撃参加し、左右、中央からのアプローチを図る。

  • 【ハイデンハイム FCH】開幕2連勝中のハイデンハイムだが、序盤は守っている時間が長くなる展開。

  • 【BVB 先制 1-0】12分、ファイナルサードへ押し込んだあと相手のクリアをグロスが回収。保持しながら切り替えして、フリーになったアデイェミが斜めに運び中央まで持ち運び、最後はマレンが決める。

  • 【BVB】その後もドルトムントが握っていく展開が続く。両SBが上がっていき、底で2CBが回し、2ボランチが適宜下がりながらボールを受け出しどころを探っていく。また、1列越えたパスも入れながら、ハイデンハイムの食いついたところから空きスペースを探っていく。

  • 【BVB 追加点 2-0】17分、自陣内でのボール奪取後、パスを受けたマレンが中央を持ち運び、ボックス内にブラントへ。相手DF陣が中に絞るところ、ブラントから左サイドフリーのアデイェミが決め、早い時間に追加点。

  • 【FCH】ハイデンハイムは20分頃からある程度攻撃の形を作れるようになる。ドルトムントのSBが上がる分、そこの空きスペース使った展開。

  • 【BVB】前節、押し込んだ後の被カウンターが課題だったが、この試合はハイデンハイムの攻撃の芽をうまく摘んでいる印象。ファイナルサードに押し込まれてもDF陣が集中して対応していく。

  • 【FCH 1点を返す 2-1】39分、GKからパスを受けたトラオレは右サイドを持ち運び、ボックス内へのピエリンジャーへピンポイントのクロスを決めきり1点を返す。

  • 【BVB 追加点 3-1】41分、再び突き放す。右サイドからの展開で、中へのグラウンダーのクロスをギラシがスルーし、最後は再びアデイェミが決めきり、本日2点目。

ドルトムントは2CB・2ボランチからのビルドアップで、両SBが高い位置をとり、両ウイングのアデイェミ、マーレンは中に絞る位置を取る、1トップ3シャドーのような形で攻撃を図っていく。なお、SBが高い位置を取る分、スペースが空くのでハイデンハイムはカウンターでそこを突いていく展開。特にアデイェミの出来が光り、3-1という展開での折り返しとなった。

試合の展開:後半

  • 【FCH】ドルトムントが中央に集まっている配置な分、ハイデンハイムは、後半も両サイドからの展開を図っていき、適宜ロングボールも入れていく。

  • 【BVB】ドルトムントはクロス供給でチャンス創出を図っていく。65分にはハンド判定でノーゴール、67分、ギラシのボレー未遂も。

  • 【FCH 1点を返す 3-2】74分、ズーレのファールでPK獲得。マクシミリアン・ブロウニヒはGKの逆をつき、1点を返す。

  • 【FCH】1点差となったハイデンハイムはプレッシングの強度も高めていき、攻勢を強めていく。ドルトムントとしてはいかに試合を閉めていくか判断が問われる。

  • 【BVB 追加点 4-2 】90' + 3'分、エムレ・ジャンがPKを決め、4-2と最後に突き放す。

結果的には4-2でドルトムントに軍配が上がった。序盤はドルトムントペースで、SBが高い位置を取る、ウイングは中に絞り、1トップ3シャドーでの攻撃で点を奪い、攻撃において自分たちの形を表現できた。一方、ハイデンハイムも自分たちの形をつくっていき、ドルトムントも試合の閉め方に苦慮した様子であった。やはりドルトムントは、可変した後の被カウンターをどう潰していくかが課題と思われる。

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