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【マッチレビュー】ブンデス無敗記録ついにとまる…!!レヴァークーゼンvsRBライプツィヒ【第2節 ブンデスリーガ24-25】

  • ブンデスリーガ 2024-25 第2節

  • 日時: 2024年9月1日(日) ※日本時間

  • 会場:BayArena

  • 試合結果:レヴァークーゼン2-3RBライプツィヒ
    レヴァークーゼン:ジェレミー・フリンポン 39'、アレックスグリマルド 45'
    ライプツィヒ:ケビン・カンプル 45' + 7'、イコマ・ロイス・オペンダ 57', 80'


試合の展開:前半

  • 【レヴァークーゼン(B04)】保持:3-4-2-1、非保持:5-2-3

  • 【RBライプツィヒ(RBL)】3-4-1-2
    ライプツィヒは通常の4-2-2-2の陣形を変え3バックの陣形。枚数をレヴァークーゼンへ噛み合わせて圧力をかけていくアプローチ。

  • 【B04・RBL】序盤はライプツィヒが前線から2度追い、3度追いを仕掛けていき、対してレヴァークーゼンもパスをつないでいく展開。ライプツィヒは、シェシュコは少し下がり、オペンダのワントップぎみの陣形。

  • 【B04】その後は、ライプツィヒのプレスに対応し、レヴァークーゼンがボールを保持していく展開が続く。全体の陣形をワイドに開きプレスをかわしていき、ライプツィヒがつられて陣形が開き間延びする。

  • 【RBL】ライプツィヒが保持する際には、レヴァークーゼンは5-2-3のミドルブロックを敷いて対応。ライプツィヒはなかなかフィニッシュまでいきつけない。

  • 【B04】レヴァークーゼンはパスを回して保持をしながら、左右も使いながら前3枚で隙を伺っていく。後ろ3枚で対応するライプツィヒは時折危ない場面も。

  • 【RBL】31分、自陣内でのボール奪取後、オペンダが右サイドをドリブルで持ち上がり、中で待つシェシュコへ完璧なクロス。シェシュコも頭で合わせるが、二人で対応したレヴァークーゼン。決定機だったが後ろから押されたからかボールは枠外へ。オペンダとシェシュコの2人で完結する鋭さを見せる。

  • 【B04 先制 1-0】39分、最終ラインから供給されたロングボール、ライプツィヒが処理を誤ったこぼれ球をフリンポンが回収。右からボックス内へ侵入。DFを冷静に交わし、シュートを決める。

  • 【B04 追加点 2-0】45分、グリマルドから、ボックス内中央へ侵入したマーティン・テリヤーへのスルーパスはGKに阻まれフィニッシュにはいたらないが、テリヤーはボックス右深くでルーズボールを回収。戻しをヴィルツがダイレクトで中央へ、これをグリマルドが合わせレヴァークーゼンがリードを広げる。

  • 【RBL 1点を返す 2-1】前半アディショナルタイム7分、ケヴィン・カンプルは左サイドから持ち運び中央へ。一度右サイドへ渡し、パスをつないでいく。自身はボックス内へ侵入。右サイドからのアーリークロスを低い位置で合わせ、1点を返す。レヴァークーゼンはノーマーク、隙をみせてしまう。

内容としては、序盤はライプツィヒの強烈なプレッシングにレヴァークーゼンも交わしながらパスをつないでいく忙しい展開であったが、レヴァークーゼンが徐々にペースを握り、理想的な形で一方的な試合展開へ。ただ、ライプツィヒも終了間際に一点を返しての折り返しとなった。

試合の展開:後半

  • 【RBL・B04】後半開始後、ライプツィヒは前から圧力をかけていき、チャンスを創出していく。レヴァークーゼンもパスを繋いでいき、アタッキングサードで機会を伺いながらフィニッシュを試みる。比較的オープンな展開。

  • 【RBL 同点 2-2】57分、中央からカウンターからの展開。レヴァークーゼンの最終ラインも戻っていく中、オペンダがその間を抜け出し、ボックス内の右方向へ。ほぼ角度のない位置から右足で放ったシュートはGKの股を抜いてゴールを決める。

  • 【B04】同点に追いつかれたあとも、レヴァークーゼンは臆することなくパスでボールを回していく。ただ、ライプツィヒのボール奪取後は、後ろへの比重が重くなり、レヴァークーゼンとしては奪った前に人がいないのでうまく繋げていけないシーンも。なお、そこはキープで時間を使うながら適宜修正を図っていく。

  • 【RBL 逆転 2-3】80分、自陣右サイドからのカウンター、ワンタッチでパスをつなぎながら左サイドに開くオペンダにボールが渡ると、ボックス手前から直接狙い、低い弾道のシュートはゴール左に突き刺さる。ライプツィヒ逆転。なお、このゴールの得点期待値は0.01

  • 【B04】レヴァークーゼンはキープしながらボールをつないでいき、ボックス外から果敢にシュートを狙うが、グラーチに阻まれる場面が続く。

昨季無敗を誇ったレヴァークーゼンは開幕2戦目で初黒星を喫した。ブンデスリーガでの敗戦は2023年5月27日に行われたボーフム戦(0-3)以来、約15カ月ぶり。
レヴァークーゼンは持ち前のサッカーを発揮し、前半の内容ではライプツィヒを圧倒していたが、対するライプツィヒも持ち前の強度の高いプレッシング、鋭いカウンターで自分たちのサッカーをみせた。スタッツを見ればレヴァークーゼンの圧倒だが、そうはいかないのがサッカー。後半のオープンな展開でライプツィヒの得意な形を抑えられなかった点に尽きるでしょう。

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