【マッチレビュー】マンチェスター・シティvsインテル【CLリーグフェーズ第1節】
チャンピオンズリーグ 2024-25 リーグフェーズ 第1節
日時: 2024年9月19日(木) ※日本時間
会場:エティハドスタジアム
試合結果
マンチェスター・シティ0-0インテル (HT0-0) (終了0-0)
マンチェスター・シティ:
インテル:
試合の展開:前半
【MCI マンチェスター・シティ】非保持4-1-4-1 保持3-1-5-1
ロドリが今季スタメン。PL前節左SB起用だったリコ・ルイスは右SBに戻る。週末にPL アーセナル戦を控える中、ほぼ現メンバーでのベストメンバーとも言えるメンバー。
ロドリは1アンカーで、リコ・ルイスは一列・二列あがっていく今季いつもの形。
【インテル(INT)】非保持5-3-2 保持3-5-2
序盤はシティがボールを握っていく展開。対してインテルはカウンターを狙っていく。回収後速攻というよりかはある程度つなぎも意識したカウンター。右サイドからチャルハノール、バレッラの連携で狙っていく形。【MCI】シティは守備の際、ハーランドに加え、デ・ブライネ、ベルナルドが前に出ていき、インテルの3バックを抑えにいく形。
【INT・MCI】シティは前掛かりに人数をかけていく。特に右のサヴィーニョからのチャンスメイクが目立つ。ただ、中盤で詰まってロストもあり、インテルはそこを攻めていく形。インテルは非保持、保持の局面でも安定した試合運び。
【MCI】28分頃、エデルソンが前に出て守る瞬間、無人のゴールへインテルがシュート。グヴァルディオルがかろうじてヘディングでクリア。
【MCI】前半中盤〜インテルの対応に慣れてきたのか、再びシティが安定した保持をみせ、ボールを握っていく展開。デ・ブライネが左にいることが多く見受けられる。自身でサイドから持ち運んだり、グリーリッシュとの連携も。
前半は、シティが前に人数をかけて押し込みボールを握る展開に対し、インテルもカウンターを狙いつつ、非保持・保持の場面でも安定した試合運びを見せた。インテルは最終的なフィニッシュの精度が課題か。シティは個のクオリティで戦術分を補っている印象。0-0で終了。
試合の展開:後半
【MCI】後半開始、サヴィーニョ→フォーデン、デ・ブライネ→ギュンドアン投入。
【INT】52分、左サイドからの展開、パスでつないで右サイドフリーのダルミアンにボールが渡る。マイナスのパスを選択するが、戻ってきたグリーリッシュが見事クリア。
【MCI・INT】後半序盤は、双方ファイナルサードまで仕掛けていくオープンな展開へ。シティの攻めに対してインテルはコンパクトにブロックを組んで対応。インテルのカウンターに対しては、ロドリ、グヴァルディオルらの対応の他、グリーリッシュも前線からの守備としっかり戻り対応するなど献身的な働き。
【MCI】68分、グリーリッシュ、ギュンドアンらでボックス内狭いところを回し、フォーデンがフィニッシュまで行くが、GKゾマーが弾かずセーブ。さすがゾマーやはり固い。。。
【MCI】78分、グヴァルディオルのシュート、これもGKゾマーがセーブ。
【MCI】80分、ベルナルド・シウバ→ドク投入
【INT】83分、ラウタロ・マルティネスが左サイドからボックス内へ侵入しシュートを放つが、GKエデルソンがナイスセーブ。
【MCI】グヴァルディオルのクロスにギュンドアンがヘディングで合わせるが正面、GKゾマーがセーブ。
CL初戦は、スコアレスドローで決着。インテルは非保持・保持の局面で安定した試合運びを見せた。シティは交代策でインテルをこじ開けようとし、ここぞという決定機もあったがGKゾマーが立ちはだかる場面が複数見受けられた。ゴール期待値でシティが2.45、インテルが0.53という開き、そしてゾマーのレーティングをみても、ゾマーの存在がいかに大きいかという試合。