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ボーダレスハウスのまだ見ぬ可能性を探求!東急株式会社・三渕さんと描く開発ビジョン

みなさん、こんにちは!
ボーダレスハウス(以下、BH)です。

2024年、目指すはこれまで以上の挑戦と成長!
特に私たちが年間で注力していきたい目標の1つに、「新ハウス・新拠点の開発」を掲げました。
その目標達成を確実にすべく、実は昨年12月から長年東急株式会社で活躍されている三渕みぶち たくさんを社外取締役としてお迎えし、今までになかった新たな取り組みをスタートしています。

今回は、強力なBHのパートナーである三渕さんと代表 李さんの対談note!本職でのご経歴やパートナーシップが生まれた背景、今後成し遂げたいゴールなどなど、熱く語っていただいております。
物件の活用先をお探しのオーナー様や、シェアハウスや多様性のあるまちづくりなどにご興味のある方、そしてとにかくBHが気になる!という方は、ぜひぜひ最後までお読みくださると嬉しいです。




不動産・まちづくりのプロフェッショナル。BHとの出会いはオープンハウス

───最初に、三渕さんの自己紹介やご経歴の紹介をお願いいたします。

三渕さん:
2023年12月から社外取締役として関わらせていただくことになりました。

本職では東急株式会社に28年勤めていて、元々建築のバックボーンがあったので、駅の建築や不動産開発などを長年担当していました。
不動産関連の仕事をしていたときには、東急電鉄沿線の地主さんへ資産活用の提案をさせていただいたことも。
物件オーナー様へ事業計画や資産運用のコンセプトを提案することもありましたので、オーナー様の立場に立ってアプローチしていく経験は多かったですね。

まちづくりという観点でいうと、多摩田園都市エリアにおいて、「nexus構想」という取り組みにも携わりました。

地域住民主導となって企画をしたり、地域を盛り上げたりと、これからの郊外の在り方や可能性を模索するべく取り組んでいるプロジェクトです。

現在は、東急100周年を記念して始まったフューチャー・デザイン・ラボというプロジェクトの統括部長としてマネジメントに従事。

社内ベンチャーだけでなく、社外のスタートアップ企業やJTOS(JR・東急・小田急・西武)一体となったプロジェクトとして、新領域ビジネスの開拓に注力しています。

───李さんとの最初の出会いは、どのようなきっかけだったのでしょうか?

李さん:
2017年に新宿方南町ハウスがオープンした際、外部向けのオープンハウスにお越しいただいたのがきっかけですよね。

新宿方南町ハウス

三渕さん:
そうですね。
元々共通の知人がいて、「おもしろいシェアハウスがある」と紹介してもらって実際に見に行って……そこから交流が始まりました。

李さん:
当時は三渕さんもがっつり不動産事業に取り組まれていた時代だったので、資産活用の方法として私たちBHをご提案いただけないかと相談することもありました。
東急社内でBHのことを紹介していただいたり、定期的に連絡を取り合って私たちの活動を見守ってくださったりと、心強い関係性が少しずつ出来上がっていったんですよね。

「多様性を認め合う」BHのビジョンに心から共感し社外取締役へ

三渕さんを交えた、物件開発チーム打ち合わせの様子

───当時、三渕さんはBHのどんな点に興味を抱いてくださったのか、教えてください。

三渕さん:
多様性を生み出すシェアハウス、という部分に本質的に共感できたのが大きかったと思いますね。
というのも、その数年前に事業構想大学院大学に入学し、東急沿線のこれからのまちづくりという観点で新事業を検討していたときに「認め合う」というキーワードをコアの価値観として掲げていたんです。
多様性を認め合いながらさまざまな背景を持つ人が同じ街や家で暮らす拠点を沿線に複数つくれば、きっと街は豊かに変わっていく。
そんな事業構想を立てたんですね。

BHは、それを体現したビジネスモデルだと感じました。
他にもたくさんのシェアハウスを知っていますが、外国人と日本人の比率を厳密に半数ごとに分けて運営するほど、ビジョンを忠実に実現しようとしているハウスは他にない。
まさに価値観の根幹部分で、強く共感できたのかなと。

李さん:
BH側からすると、自分たちの事業は社会にとって間違いなくいいものではあると確信しているけれども、自分たちがどのように街の中に入り込んで価値を最大限発揮していくのか、明確でない部分もあった。
そんなとき、不動産やまちづくりの最前線で活躍してきた三渕さんに興味を持っていただけたことで、外から見た自分たちの価値や役割を認識することができるようになりました。

三渕さん:
実は東急社内でも、「留学生」というキーワードはたびたび話題に上がるんですよ。
人口減少をせき止める効果的な施作が見つからない中で、留学生や外国の方が住みやすい環境を作ることで、電車の利用人口を担保できるのではないかと。
そういう意味でも、BHの事業には可能性を感じています。

───社外取締役としてジョインするに至った経緯についてもお聞かせください。

三渕さん:
先に提案したのは私の方からでした。
コロナ前以来1年ぶりくらいに李さんとランチをしていて、独り言のように副業やりたいんですよね、と呟いたのがきっかけでしたよね(笑)。

李さん:
事業構想大学院での学びについてお聞きしたり、事業の相談をしたりという形でお時間をいただいたときのことでしたね。

三渕さん:
ちょうどそのころ、副業で社外取締役としてのキャリアを築いている方に会う機会が増えていたんです。
会社としても副業は公認されていたのですが、これまで本業一本で働いてきたので、何か新しいことに挑戦したいという気持ちを個人的に抱いていました。

李さん:
自分たちのリソースの活かし方や、どう街へ浸透していくかなど、知見のないなか手探りで事業を進めている側面も多々あったので、不動産領域で長年活躍されてきた三渕さんからのお声がけは本当に嬉しかったです!
ただ不動産の知識を提供していただくだけでなく、BHに魅力を感じてご自身からやりたいと思ってくださる、三渕さんのようなパートナーと出会えたのは、本当に幸運だったと思います。

三渕さんのような立場の方が副業をスタートすることは、東急社内でもあまり例のないことだったんじゃないですかね?

三渕さん:
社内は少々ざわつきましたね(笑)。
でもサラリーマンって、会社の決まったルールや型の中で仕事をしていくので、なかなか自分自身の実力を測る機会も知見もないんですよ。
改めて自分の力が社外でどの程度活用できるのものなのか知るいい機会でもありましたし、私が率先して副業に取り組むことで、若いメンバーにも背中を見せることができるかなとも思いました。

外から見た価値を見出しながら、物件開発フローをアップデート

ディスカッションの最中には、たびたび笑顔が見られました

───社外取締役としてのかかわりが始まってから、具体的にどのようなことに取り組まれましたか?

李さん:
三渕さんには、物件開発を専任しているチャンとともに、不動産業界の動向把握や提案スケジュールの体系化、BHの売り込み方など、全体的なモニタリングをお願いしています。
手当たり次第にアタックしていたこれまでの営業スタイルから、しっかりと戦略を立てて効果的なアプローチを考えるようになったのは、三渕さんもコンサルの力あってこそです。

物件オーナー様やディベロッパー様にも、BHのビジョンに共感してもらって物件提供いただけるのが一番理想的なので、第三者視点でBHのよさをメス入れしていただけるのはありがたいですね。

三渕さん:
李さんやチャンさんとディスカッションするときは、なるべく外部からの目線でBHを捉えるように心掛けています。

印象的だったのは、チャンさんに実際のハウスを案内していただいたときに、急なおじさん2人の訪問にもかかわらず(笑)、入居者さんが全員元気に「こんにちは!」と挨拶をしてくださったこと。

(チャンさんのインタビューでも、当時のエピソードについて触れられています)

当たり前のように挨拶が交わされていましたが、入居者さんとのコミュニケーションがうまくいっている証だと思いましたし、これこそ他にないBHの価値なのではと感じました。
BHの内側にいるとなかなか気づけない魅力をどのように外部に伝えていけばいいのか、考えるようにしています。

あとは直近ですと、業界向けへの外部資料のアップデートなどもご一緒していますね。
自社が描いているビジョンや担当者の想いなどもうまく反映したフォーマットにしていこうか、など私の経験からアドバイスさせていただいています。

───さまざまな取り組みを通して、お互いに抱いている率直な印象もぜひ教えてください!

三渕さんのご意見をいただくことで、社内だけでは生まれない視点に辿り着くことも

三渕さん:
本業では基本マネジメント側に回り、報告を受けて意思決定をする仕事をしているので、BHとのかかわりを通してリアルな現場のヒリヒリ感を感じられるのはとても刺激になっていますね。
キャッシュフローの実感値としても、大きな組織と小さな組織ではそのスピード感も全然異なりますし、事業展開のスパンも異なる。
まずは事業の継続を最優先に考えながら、目標達成に向けた助言をどのようにしていくか、つねに考えています。

あとは、李さんとチャンさんの掛け合いも見ていて楽しくて(笑)。
やりとりを通して、李さんがチャンさんに強い期待をお持ちなんだなというのが伝わってきます。

李さん:
楽しんでいただけているならよかったです(笑)。
事業を創るリーダー陣の成長=事業の成長と考えてるので、つねに意識しています。
私の指導だけではなく、三渕さんをはじめとした外部の知見や価値観に触れながら自ら学び、実践していってほしいと思っているんです。
三渕さんは、ゴールに向けて一緒にコミットしながらも、伴走してくれるアドバイザーのような存在ですね。

三渕さん:
今持っている知識というものはいつか底をついてしまうと思うので、おふたりが持っていない視点をどれだけ出し続けられるかが私の頑張りどころだなとも感じています。
おふたりと一緒に考え、ヒントになりそうな知見をつねに提供し続ける。
これが私に求められることであり、挑戦でもあるなと。

ともにBHの輪を広げ、次なるステージを目指して

───2024年、三渕さんと一緒に成し遂げたい目標を、ズバリ教えてください!

李さん:
まずは、物件開発の新たなチャネルを作ること
三渕さんと一緒に、継続的に物件仕入れができる仕組みやノウハウの構築を目指したいです。

それと同時に、ただ建物を増やしていくのではなく地域コミュニティとのかかわり方を探求していきたいですね。
客観的な視点をいただきながら、私たちらしいまちづくりへのかかわり方を模索していきたいと思います。

三渕さん:
私個人としては、周囲へどんどんBHの存在を伝えていきたいと思っています。
実は個人的な活動として、月一ペースで「みぶちBAR」というイベントを開催していまして。
かかわりあいのあるシェアハウスや企業とのコラボ、ときには屋内から出て海辺にパラソルを立ててなど、お酒を酌み交わしながら交流できる場を作っているんです。

偶然にも、BHにはボーダレスステーションという素敵なコミュニティプレイスがある。
みぶちBARは私の招待制なので、「三渕」という人間を通じてBHに親和性のありそうな方を招き、入居者さんやBHのメンバーと交流していただくことでおもしろい化学反応を生み出せたら最高ですね

重ねてになりますが、BHの本質的な価値を世の中にどのように伝えていくのかはすごく重要だと思っています。
留学生をはじめ、外国から日本に来た方々と日本社会との接点を増やしていくことはこの先の未来不可欠であるし、その一助を担うBHは間違いなく必要とされる存在だと。
そのためにも、李さんやチャンさんにはどんどんメディア出演してもらって、BHのことを広めていっていただきたいですね(笑)!


◼︎物件オーナー様へ

ボーダレスハウスでは、新たな出会いと国際交流の場を生むために、2024年も積極的に新規物件活用に取り組んでまいります。
さらなる詳細については、オーナー様専用ページでご確認いただけます。


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