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I Love Youが言いたくて

はじめまして、川北奈生子(かわきたなおこ)と申します。
ミャンマーで小規模農家さんと一緒にハーブティーをつくり、日本の会社さんにお届けするBORDERLESS FARMという会社の代表をしております。

福岡県うまれ、26歳。

うまれた直後から、“立って抱っこ”を強要しまくり、座れば泣き叫ぶ、という自己主張のカタマリに親はあきれ果て。でも、おおらかにのびのびと育ててもらったおかげで、今現在ミャンマーにいます。ドウシテコウナッタ。

そしてここが大好きな農家さんがたくさんいる、ミャンマー シャン州 リンレイ村。電気もガスも、水もないけど、互いに支えあって300家族が住んでいます。

わたしたちBORDERLESS FARMのミッションは、すべてのひとにセーフティネットを届けること。そのファーストトライがリンレイ村でのハーブ栽培です。

小規模な農家さんがもっている土地は、わずか1エーカーにも満たず(サッカーコートよりもずっとちっちゃい)。しかも大事な水は雨季の雨頼み。作物の値段は毎年2倍になったり半分になったりするし、そもそも栽培するためのお金がないから高利子の借金前提、あたりまえ。

人生ハードモードすぎませんか。。。

こんな環境で農業をしていれば当然、十分な収入を得られるはずもなく、赤字になる年もしばしば。そのたびに借金がかさみ、気がつけば返せなくなって土地を売り、ケシの畑に出稼ぎに行く人も。どんだけリスキーなんだ、ほんとに。

そんな農家さんたちに新しく声をかけるときは、手が震えそうになります。気分はプロポーズ。

私たちと一緒に仕事をしませんか。
これから先、支えあって生きていきませんか。

わくわくした気持ちと、やばい、後にはひけないぞという、ちょっぴりヒヤッとする気持ち。

それでも、I Love Youをさけび続けたい。だれかと一緒に生きていくのは最高に楽しくて、だからこの仕事は最高に幸せだから。

そんな大好きなメンバーと農家さんとの毎日をつづれたらと思います。それでは、よろしくお願いいたします。

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