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ボーダレスの2023年を振り返る

ボーダレス・ジャパン

2023年も残すところあとわずかとなりました。みなさんはどのような1年を過ごしましたか？ボーダレスは（いつも通り笑）変化とチャレンジに溢れた激動の1年でした。

今年から本格的に始動した公式noteも、たくさんの方々に読んでいただき嬉しい気持ちでいっぱいです。年の瀬に「ボーダレスの2023年」を振り返ってみました。


みんなが向かう共通のゴールは「希望づくり」

今年を一言で表すなら「HOPE」。至る所で、この言葉が使われていたのではないでしょうか。

「どうやったら社会の課題を本当に解決できるのか」

という問いからスタートしたパーパスづくり。ブランディングディレクターの工藤拓真さん、コピーライターの中村直史さんと一緒に考えた新パーパスを2023年10月に発表しました。

新パーパスとシンボルマーク

"SWITCH to HOPE"
社会の課題を、みんなの希望へ変えていく。

ボーダレスが目指すのは、商品やサービスを通して本当に社会に良いインパクトをもたらし、希望をつくること。みんなが幸せに暮らせる社会をみんなでつくりたい。そんな願いが込められています。

新パーパスの発表に伴い、SNSでは　#SWITCHtoHOPE　企画を実施しました。タイムライン上に、つくりたい未来やHOPEが並ぶ様子をみて、応援してくれる仲間がこんなにもいるんだ！と温かい気持ちになりました。

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

希望を生み出すフェローたちの挑戦

新パーパスの発表とともに、ボーダレス内の集い方にも変化がありました。ソーシャルベンチャーが集うエコシステムの名称を「カンパニオ」とし、そこでアクションを起こす起業家や仲間を「フェロー」と呼ぶことにしたのです。

ボーダレスが発信した2023年のNEWS

2023年、さまざまな社会課題に取り組むフェローから発信されたNewsは70件（PR Timesの掲載数）！嬉しい話題もたくさんありました。

そして、ボーダレスで今年誕生したソーシャルビジネスは国内外で5つ。12月28日時点で、13カ国51事業となりました。プランニング中のフェローも控えているので、来年も新しい事業が立ち上がっていきます。すでにリリースされている2つを紹介します。

性暴力被害の問題を解決する事業「SISTERS」

新卒2年目の鈴木彩衣音が立ち上げた「SISTERS」は、性暴力などの問題に直面している女性をサポートする相談コミュニティです。

日本では、約4人に1人の女性が何らかの性暴力被害を経験しているにも関わらず、被害者の約半数はだれにも相談ができていない現状があるそうです。SISTERSでは、「被害者を1人にせず、社会全体でサポートできる」ことを目指し、学んだり相談できる場を提供します。

変えたい未来に納税できる「ふるさと納税forGood!」

返礼品ありきのふるさと納税ではなく、応援したい地域の具体的な取り組みを選択することができる、新たなサービス「ふるさと納税forGood!」が誕生しました。

クラウドファンディング型ふるさと納税の仕組みを活用し、地域が解決したい課題や税金の使途を明確にすることで、より多くの人が地域と積極的に関わることができます。開始早々、子ども・自然環境・食と農業など8つのテーマでプロジェクトが公開されており、たくさんの応援をいただいています。

ソーシャルビジネスフェスを神戸で開催

コロナ禍で、みなさまとお会いする機会が減ってしまったここ数年でしたが、ようやく対面での大きなイベントを開催することができました。世界各地に散らばっている起業家も神戸・甲南大学に大集結！

当日は起業家のトークセッションやビジネスピッチに加え、出店・展示ブースも設けました。ボーダレスの仲間や支援してくださるみなさまと直接お話をすることで、刺激的な1日を過ごすことができました。

ボーダレス・カンパニオのフェローたち

福岡・天神にソーシャルベンチャーパークをOPEN

社会課題をビジネスで解決しようと志す人々が集い、次々に社会的事業を生み出す拠点として、2023年10月に「ソーシャルベンチャーパーク」をOPENしました。

社会起業家の拠点としてだけでなく、ピッチイベントや、社会課題を知るきっかけとなる映画上映やイベントなどを開催しています。お近くにお越しの際は、ぜひ遊びに来てください。

ボーダレスサポーター制度は、ボーダレス・アライ として再スタートしています。様々なバックグラウンドをもった方々がアライに参加されています。12月21日には、アライ限定イベント「大忘年会」を開催しました！社長会での承認ほやほやの起業家によるプレゼンや田口・鈴木からの振り返りなど大いに盛り上がる会となりました。来年は、さらにアライ限定のコンテンツやイベントを企画する予定なのでお楽しみに。

2023年→2024年、広がりと繋がりに期待を込めて

1年の振り返り、いかがでしたでしょうか。

2023年は、手探りながらもnoteでの発信を強化した1年でもありました。さまざまな起業家を取材し、多くの取り組みを紹介してきました。まだまだ、メディアとしては未熟ですが、たくさんの方に読んでいただく喜びを知りました。

noteをつくっていく過程では、話し手が描く「未来」のワクワクが見える瞬間があり、発せられる言葉には「思い」と「願い」がこもっています。

来年は「オープン」をテーマに、新しい広がりや繋がりが生み出せるコンテンツをつくっていきます。引き続き、ボーダレスの公式noteを宜しくお願いします。皆様、よいお年をお迎えください。

採用情報

現在、ボーダレスでは世界13カ国で51のソーシャルビジネスを展開しており、新規事業開発やマーケティング・クリエイティブなど複数ポジションで採用強化中です。
●キャリア採用
●新卒採用（新規事業開発コース）
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ソーシャルベンチャーパークで出版記念イベントを開催｜中島幸志氏×田口一成「社会から応援され、長く愛されるビジネスとは」
Text: Fumiko Shibuya
Edit: Mikiko Mine

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