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省庁や自治体と連携し社会起業家を育成する仕組みをつくる仕事|プロジェクトメンバー

ボーダレス・ジャパンは、ソーシャルビジネスの事業開発を通して培ってきたノウハウを活かし、省庁や自治体などと連携したプロジェクトを実施しています。それらを企画・実行し、社会起業家を育成する仕組みをつくっているのが運営スタジオです。

今回は、運営スタジオであらゆるステークホルダーとの連携を通してプロジェクトを推進するプロジェクトメンバーの仕事についてご紹介します。


ボーダレス・ジャパンとは

ボーダレス・ジャパンは、「社会の課題をみんなの希望へ変えていく」というパーパスを掲げ、貧困・環境・難民・教育など、さまざまな社会問題を解決する50以上の事業を世界14ヵ国で取り組んでいます。

ソーシャルビジネスの事業開発と並行し、ボーダレスのフェロー起業家を目指す90日間の起業家育成プログラム「インキュベーションプログラム」の実施や社会起業家養成スクール「ボーダレスアカデミー」の運営などを通して起業家の育成にも力を入れてきました。ボーダレスアカデミーの累計受講者数は1200名を超え、数多くの社会起業家を輩出しています。

社会起業家のプラットフォームカンパニー、ボーダレス・ジャパン

省庁や自治体と連携し、一人でも多くの社会起業家を輩出する仕組みづくり

ボーダレスは、更なるインパクトを生み出していくために、ボーダレス内だけでなく、省庁や自治体と連携し社会起業家を育成するプロジェクトに取り組んでいます。例えば、経済産業省の学生向け社会起業家アクセラレーションプログラム「ゼロイチ」やJICA海外協力隊経験者を対象とした起業伴走プログラム「BLUE」もその一つです。

ボーダレスがこれまで培ってきた社会起業家の育成メソッドを活用したプロジェクトを通して、一人でも多くの社会起業家を生み出していくことに貢献したいと考えています。

こうしたプロジェクトの企画・運営を担うのが、運営スタジオです。公募段階における提案書の作成から契約の締結、締結後のプロジェクトの実行までを一貫して行います。あらゆるステークホルダーを巻き込み実行に移していくことで、これまでアプローチできていなかった人たちへ社会起業という新たな選択肢を提供しています。

経済産業省からの受託で行った学生向け社会起業家アクセラレーションプログラム「ゼロイチ」

プロジェクトを成功に導く「気遣い力」

プロジェクトメンバーの仕事は、受託元のニーズに合わせて、プロジェクトメンバーやボーダレスアカデミーとの連携、社会起業プログラムの設計、運営を行ないます。また、対象者の状況に応じて、改善や成長の打ち手を多角的に検討し、企画・開発・立ち上げ全般をリードしていくのが重要な役割です。

JICAスタートアップハブ@福岡の様子

そのために必要なのが、「細部まで宿らせる気遣い力」です。0から作り上げていくプロジェクトは、想定外のことも起こりえます。何もない状態から仕組みをつくっていく上で必要なタスクを洗い出したり、関係者へのヒアリングやプロジェクト参加者へのアドバイスなど、どんな場面においても細かいことに気づくことが課題の解決につながり、プロジェクトを成功へと導きます。

一緒にプロジェクトを進めるメンバーからの感謝やプログラム受講者の変化は私たちが仕事を前向きに取り組む原動力になっているように感じます。

社会課題に取り組む人が「生まれ続ける」ために

「どうすれば社会の課題を解決できるのか」

ボーダレスは、この問いと向き合い続けてきました。辿り着いた答えは、社会課題に取り組む人が生まれ続ける仕組みをつくることでした。

多くの人たちとさまざまな場所で、社会の課題を希望へとスイッチさせる、最初の一歩を私たちがつくっています。プロジェクトを通して、ソーシャルビジネスという手段を知って挑戦する仲間が増える瞬間を目の当たりにできることは大きなやりがいがあります。

直近、日本でも政府がスタートアップに対する支援策を議論しています。それらを追い風に、さまざまなステークホルダーとの連携を通して年間1000〜2000名の社会のために立ち上がる人を後押ししていきたいと考えています。

日本全国だけでなく、海外にも進出し、世界中で社会起業家創出に取り組んでいきたいと思っています。ソーシャルビジネスを広げるためのあらゆる可能性を考えたい、社会起業家を創出する新しい取り組みに挑戦してみたい、そんな思いを実現できるのが、運営スタジオです。

社会の課題を希望へと変えていく、熱い志を持った方からのエントリーをお待ちしています。

<話を聞いた人>
呉原マエン郁香
関西学院大学総合政策学部卒。国際協力の様々なあり方を学生時代に経験し、新卒でボーダレス・ジャパンに入社。バングラデシュで革製品の製造販売を通じて雇用を創出する「ビジネスレザーファクトリー」の立ち上げに携わった後、グアテマラで貧困層の子どもたちに教育を届けるため「Borderless Guatemala S.A.」を創業。現在は運営スタジオで様々なステークホルダーと連携し、社会起業家育成プロジェクトを推進する。

採用情報


現在、ボーダレスでは世界14カ国で50以上のソーシャルビジネスを展開しており、新規事業開発やマーケティング・クリエイティブなど複数ポジションで採用強化中です。

カジュアル面談も受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

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ボーダレス・ジャパン、日本最大級のエシカルの祭典「エシカルエキスポ2024」に出展します
Text: Kumi Sakata
Edit: Mikiko Mine

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