ボーダーインク

沖縄の出版社です。創立1990年以来、沖縄の本を作り続けています。ユルい会社だとよく言…

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沖縄の出版社です。創立1990年以来、沖縄の本を作り続けています。ユルい会社だとよく言われます。noteでは、くものうえ部(仮)の部員2人がオロオロしているさまが見られます。

マガジン

  • わたしたちの新しい本

    本の紹介や著者のこと、ヒット作情報など、ボーダーインクの新刊の魅力をお伝えできるように頑張ります。

  • たまさか本屋

    偶然に(たまさかに)本と出会うことができる「たまさか本屋」のことを書いています。

  • よしこさんはすごい!

    ボーダーインクの金庫番だったヨシ子さん、現在84歳で現役のカメラマン!68歳より念願だった写真を始め、2017年には「宮城ヨシ子写真集 Frame out. 」を刊行。そんなヨシ子さんの作品を、彼女のオモシロ視点のメッセージを添えてご紹介。

  • アイラブ漫画喫茶。

    ボーダーインク編集Kが、沖縄の漫画喫茶事情と漫画の話をします。とりたてて役には立たない雑記です。

最近の記事

1970-2020年代、アーティストインタビュー、音楽シーン・現場の証言でひもとく沖縄音楽クロニクル。

沖縄のミュージックステーション「エフエム沖縄」が、本土復帰50年を記念して放送した話題の番組「オキナワミュージックカンブリア」シリーズ。 沖縄ポップス、オキナワロック、フォーク、ワールドミュージック、ハードコア、レゲエ、バンドブーム、ヒップホップ、エイサーソング。 沖縄音楽の潮流を掘り下げて大きな話題を呼んだ番組が、このたび待望の書籍化を果たすこととなった。 喜納昌吉、紫、りんけんバンド、BEGIN、ジョニー宜野湾、パーシャクラブ、地獄車、MONGOL800、Cocco

    • オキナワの昭和時代を彩ってきた広告マッチコレクションを大公開。

      カフェ&バー・料亭・ビヤレストラン・喫茶店 銀行・ボウリング場・保険商品まで レトロで愛らしいデザインに魅了。 オキナワの昭和時代を彩ってきた 広告マッチコレクションを大公開。 著者は、『オキナワノスタルジックタウン』『オキナワノスタルジックストリート』の著書があるグラフィックデザイナー・ぎすじみち。 PART01「ナイトタウンにマッチの香り」では、 マッチラベル界でも一つのジャンルを確立している スナックやサロンのマッチを取り上げている。 PART02「日常の中のレ

      • 京都でオキナワノスタルジックな写真展が開催されます。

        京都・西陣にある本屋にて、 写真展「オキナワノスタルジックタウン+ストリート」が開催されます。 お近くのみなさま、ぜひ足をお運びください。 会場:待賢ブックセンター (京都市上京区大宮通椹木町上る菱屋町818) 営業時間:11:00〜19:00 定休日:日・月 https://kaifusha-books.com/taiken/

        • 【イベント】読谷のパン屋Commonsへ、市場の古本屋ウララがやってくる。

          パン屋で本屋 那覇の市場の古本屋ウララが 読谷のパン屋Commonsにやって来る 日時: 8月4日(日)11時半〜16時  ※14時〜 宇田智子さん『すこし広くなった』刊行記念トーク&サイン会があります。参加無料、予約は必要ありません。 会場・問い合わせ:Commons(読谷村喜名、098-989-8069)

        1970-2020年代、アーティストインタビュー、音楽シーン・現場の証言でひもとく沖縄音楽クロニクル。

        マガジン

        • わたしたちの新しい本
          46本
        • たまさか本屋
          17本
        • よしこさんはすごい!
          22本
        • アイラブ漫画喫茶。
          7本

        記事

          琉球・沖縄史ブームを巻き起こした「目からウロコ」シリーズ、待望の総集編が登場。

          びっくりして、はっとして、ドキッとして。 「目からウロコが落ちる」のは、歴史研究の真髄だ! 琉球・沖縄史ブームを巻き起こした「目からウロコの琉球・沖縄史」シリーズ、待望の総集編が登場。最新の歴史研究の論文を要約し、たのしくおもしろいコラム本としてまとめたシリーズに、新コラムを追加したベストセレクションです。 『目からウロコの琉球・沖縄史』(07年)、『誰も見たことのない琉球』(08年)、『ぞくぞく!目からウロコの琉球・沖縄史』(10年)、『あやしい!目からウロコの琉球・沖

          琉球・沖縄史ブームを巻き起こした「目からウロコ」シリーズ、待望の総集編が登場。

          朝里樹&ショルダー肩美のタッグでおくる、新解釈のマジムン(妖怪)ビジュアル本登場

          ボーダーインクのビジュアルシリーズ最新刊は、 ゆかいなマジムン23体が大集合! こんなヤツら、見たことない! 沖縄や奄美がまだ「琉球」と呼ばれていた頃から、人々はさまざまなマジムンに出会ってきた。マジムンとは、琉球の言葉で「魔物」という意味で、「化けもの」や「妖怪」のことをそう呼ぶんだ。 なにかと人の股をくぐろうとしてくる動物、魚の目玉ばかり食べているヤツ、津波を予言する下半身が魚の姿をしたヤツ、「ヘーイ」と呼びかけると水中に引きずりこもうとしてくる仲西さん⋯。 この本

          朝里樹&ショルダー肩美のタッグでおくる、新解釈のマジムン(妖怪)ビジュアル本登場

          『「守礼の光」が見た琉球』編集者が語る、企画のいきさつと編集裏話

          2024年6月8日に開催された『「守礼の光」が見た琉球』刊行記念トークイベント「写真で読み解く沖縄占領」(←クリックするとアーカイブが見られます)。白黒写真カラー化プロジェクトのホリーニョさん、本書監修者の古波藏契さんとともに、本書のページを見ながらトーク。 来場者も多く、たいへん盛り上がりました。 実は、司会を務めていた担当編集の喜納も、本書を企画したいきさつと発行までの顛末を話すことになっていたのですが、時間が足りず、自己判断で端折ってしまいました。 ただ、この本の企

          『「守礼の光」が見た琉球』編集者が語る、企画のいきさつと編集裏話

          おでかけ販売

          積極的に、おでかけ販売していきたい (ちなみに、最近「ボーダーインクおでかけ販売部」名でInstagramも開設) 出版社として直接、お客様に本を売る機会は、著者の講演会くらいで コロナ渦に事務所前の駐車場で「昼下がりの本屋」と名付けて本を販売したことはあったけれど、そうそうない 県外だと、ブックフェスティバルとか出版社がイベント販売することも多々あるけれど、ここ沖縄だと、なかなかないのが現状 ということで、古書店が主に参加しているイベントにお声掛けいただいて 先日、沖縄

          ブックカタログ2024初夏Ver.リリースのお知らせ。

          定期的に刊行しているボーダーインクの図書目録の2024年初夏バージョンが完成いたしました。企業様・個人様問わず、送料無料にてお送りいたしますので、こちらからお申し込みください。 最新号ができたのでバックナンバーのデータを公開します。 下のほうからさらに昔のデータも見られますのでご覧ください。 ↓↓↓ボーダーインク図書目録バックナンバー(2023年夏号)↓↓↓ さらに前のバックナンバーはこちらのリンクから見られます。

          ブックカタログ2024初夏Ver.リリースのお知らせ。

          「シマクトゥバ」には、地域の人々の暮らしや自然との関わり方が刻印されている。

          「シマクトゥバ」は沖縄のそれぞれの「地域」にある、それぞれの言葉のこと。「島クトゥバ」ではなく、「故郷」のことばであり、「地域」のことばである。地域の人々が共同生活の中で継承してきた歴史的な存在であり、集団に共有される文化である。 シマクトゥバには地域の人々の暮らしぶりや自然との関わり方が刻印されている。 また、同じものをさしていても、認識の違いが方言名に反映される。 本書では、沖縄本島の中南部地区(那覇や首里言葉を中心に)のシマクトゥバを共通語の50音順に収録している

          「シマクトゥバ」には、地域の人々の暮らしや自然との関わり方が刻印されている。

          インタビュー話題書の著者、内間健友氏と、元国連職員の仲村秀一朗氏が語る「熱き仕事道」。

          いま話題の書、『14年勤めた会社をやめて”働く””生きる”を聞いてきた。』発売記念トークイベントを開催いたします。 イベントに出演するのは著者の内間健友さん、そして本書にインタビューイとして登場している元国連開発計画防災専門職員の仲村秀一朗さんのお二人です。 それぞれ、ご自身の「仕事道」のこれまでとこれからをおおいに語っていただきます。 ふるってご参加ください。 日時:2024年4月20日(土)15時~ 会場:ジュンク堂書店那覇店B1イベント会場 観覧無料

          インタビュー話題書の著者、内間健友氏と、元国連職員の仲村秀一朗氏が語る「熱き仕事道」。

          森も川も海も空もつながっている。沖縄の自然を愛らしいタッチで描いた絵本が登場。

          ここが沖縄。 海に囲まれた小さな島。 島の北には深い森が広がっているよ。 森があって、海があって、川もあるね。 他には、何があるかな? 『サンゴってなぁに?』『お魚がいなくなっちゃった!』など、 沖縄の自然を題材にした絵本の制作を続けている作者が おきなわに暮らすたくさんの生き物たちを 美しく愛らしいタッチで描きました。 いつもそこにある自然は、つながり、めぐりめぐって、 きみたちを守ってくれている。 ページをめくるたびにあらわれる みずみずしさいっぱいの絵で、 おき

          森も川も海も空もつながっている。沖縄の自然を愛らしいタッチで描いた絵本が登場。

          『「御願じょうず」なひとが知っていること』発売記念トークイベント

          ボーダーインク新刊『「御願じょうず」なひとが知っていること  意味となりたち、そしてすすめ方』の刊行を記念して、著者の稲福政斉さんのトークイベントを開催いたします。 【日時】2024年4月13日土曜日 15:00〜16:30 【会場】ジュンク堂書店那覇店 B1F イベント会場 【著者・出演者】稲福政斉 【参加費】無料

          『「御願じょうず」なひとが知っていること』発売記念トークイベント

          「カジムヌガタイ」「砂の剣」などで高い評価を得た漫画家・比嘉慂、初の写真集。

          〈カメラを構えずにはいられない。そうすると「私はここよ」「僕はこっちだ」と家々が手招きするように誘ってきた。〉 〈年月を重ねた家のかもしだす風情は、真っ当に暮らしたいと願う人々の誠実な温もりが感じられ、この不条理な沖縄にあっても芯はぶれない、変わらない、まさに風土の心を私は見ているのだと立ち尽くす。〉 幾度も歩いた赤瓦、トタン屋根、アメリカ住宅、墓、U字路、そしてコロナの街。静かに語りかけてくる家並みの風情に深く魅了されていく。 これらの写真を撮影しているのは、「カジム

          「カジムヌガタイ」「砂の剣」などで高い評価を得た漫画家・比嘉慂、初の写真集。

          新聞記者だった僕が聞いたのは、13人の沖縄人の「熱き仕事道」だった。

          本書の著者は元新聞記者の内間健友。琉球新報社で社会部、政治部記者を務めたのち2017年に退社、その後は沖縄の雑誌『モモト』などに関わり、2023年、『日本バスケの革命と言われた男』(安里幸男著)の文章を共同で担当するなど活躍中のフリーライターである。 著者がそうやってインタビューを重ねてきたウチナーンチュ(沖縄人)たちは、小説家・ 落語家・バスケ指導者・平和教育ファシリテーター・ラジオパーソナリティー・元国連開発計画防災専門職員・大学教授・ミュージシャン・海外起業家・ファッ

          新聞記者だった僕が聞いたのは、13人の沖縄人の「熱き仕事道」だった。

          おきなわのお菓子でお茶会@ブックカフェ、開催いたします

          2024年4月の新刊、『おきなわのお菓子』 刊行を記念したイラスト展とお茶会を開催いたします。 ふるってご参加ください。 刊行記念 イラスト展&お茶会 会場:book cafe ブッキッシュ (西原町棚原83-1 電話098-944-2706) 日時: お菓子イラスト展……3月27日(水)〜4月14日(日) お茶会(三時茶)……4月7日(日)午後3時〜           会費1,000円           (お茶とお菓子付、会場にお電話で要予約)

          おきなわのお菓子でお茶会@ブックカフェ、開催いたします