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慶應義塾大学 通信の入試、小論文の対策でやったこと・かけたお金

今回は、慶應通信の入試(小論文)の対策と、私が使って非常に助かった有料サービスのご紹介をします。

慶應義塾大学の通信過程での入学では、2本の小論文(プラス、150字以内での志望理由)を求められます。「小論文」とは言うものの、実際は非常に簡単なもので、構えなくても大丈夫。1つ目が「慶應に入学して何をなぜ学びたいか」、2つ目が「書評(読んだ本の要約と評価)」です。インターネット上では、それぞれ「720文字以内」と書かれていますが、実際は30文字24行以内、で作る必要があります。改行やインデントがありますので、実際は少し文字量が減ります。注意しましょう。

慶應義塾大学 通信過程の入試で何が求められているかを整理しよう

慶應の通信過程の倍率は、公式発表はないものの2倍以下程度だそうです。一般入試では4〜10倍くらいの倍率ですから、かなり入りやすいと言えます。実際、上記の短い論文2本で知性やそれに類するものを判断できるとも思えません。

ということは、一般入試は「できる人を選ぶ」という目的で、通信過程の入試論文は「(極端に)できない人だけ落とす」という目的だと捉えておくと良いのではないかと思います。そのため、難しいことを言わなきゃいけない、難解な文章を作って高尚な言い回しをしなければいけない、と構える必要はありません。設問を正確に理解し、それに対応する文章を作れれば問題ないだろうと思われます。

例えば小論文1つ目の「慶應に入学して何をなぜ学びたいか」の設問は、正確には「大学で何を学びたいかを、過去の学習経験"と"将来の展望に触れながら、志望学部(類)に関連させて述べよ」でした。一方、インターネット上で設問を検索した時は「大学で何を学びたいかを、過去の学習経験"や"将来の展望に触れながら、志望学部(類)に関連させて述べよ」と書かれてました。

1文字しか違いませんが、求められるものが変わります。前者は「AとB」両方に触れる必要がありますが、後者は「AやB」なので、両者に触れてもいいし片方だけに触れてもいいわけです。このように、設問の内容を正確に把握し、対応する解を記せば基本は合格するものだと思います。

合格のために使った、超優良な有料サービス

今回入試を突破するために(とはいえまだ結果が出ていないので、これで落ちていたら笑えませんが……)、いくつか有料の小論文添削サービスを活用しました。どれも1回あたり数千円で利用できるため、万が一落ちることを想定したら非常に利用価値が高いと思います。安いものだと1千円くらい、高いもので3千円くらいでした。私はいくつか利用して、合計1万円ちょっとくらい投資しました。

いくつかのサービスのうち、今回は「これはおすすめ!」と言うものに絞ってご紹介します。正直、頼んだ意味がほとんどなかったもの、対応品質があまりにも低かったものもありましたが、悪評を書き込むことは本意ではないため、そちらには触れません。

それでは早速ですが、複数の小論文添削サービスを利用し、圧倒的によかったのが下記のサービスです。

小論文添削ドットコム(佐々木正人先生)

1,200字まで3,000円(税込)で対応してくれます。私は720文字を2本だったので、合計6,000円でした。添削のレベルが高く、丁寧で細かいので、「こんなにしっかりやって1本3,000円で、儲かっているのか?」と心配になるくらいです。

何がどうよかった?どんな人なら不要?

自分では気づかなかった些細なミスや、新しい視点で指摘をしてくれることに「そもそも第三者レビューを入れる」という価値があります。逆に言うと、友人知人が腰を据えてレビューをしてくれる方には不要かもしれません。

また、そもそもの小論文の基礎も指導してくれます。小論文に適切な言い回しへの指摘、文体変更(ですます調・である調)の提案、文章構成バランス変更の提案などなど。また、社会人になって久しく使っていなかった「原稿用紙の使い方の解説」など、痒いところに手が届く細やかさ。ここも、普段から小論文を描き慣れている人は不要かもしれません。

これだけやっていただいて6,000円なので、大変おすすめです。逆に、別のサービスは本当におすすめできなかったので、この「小論文添削ドットコム」を利用してなかったらと思うとちょっとゾッとします。慶應の通信過程入試に不安がある方、合格を磐石にしたい方、ぜひ利用を検討してみてください。いつか学舎でお会いできる日が来ることを楽しみにしております(繰り返しますがこれで不合格だったら本当に笑えない…)。

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