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週刊青井 #230904

週刊青井は、booost technologiesの代表青井がネットゼロ、ESG、サステナビリティの分野において、気になるニュースをPickし、皆さんにお届けするコーナーです。

今号のPICK UP 
不平等・社会関連財務情報開示タスクフォース(TISFD)

 不平等関連財務情報開示タスクフォース(TIFD)と社会関連財務情報開示タスクフォース(TSFD)を準備している組織は、不平等と社会関連のリスク、機会、影響、依存関係に対処するためのタスクフォースを共同作成するため、ひとつのイニシアチブに取り組みを正式に統合しました。暫定的な目的、範囲、アプローチ、およびガバナンスは、添付(下記出典リンク先の画像を参照)の「目的ステートメント」内で概要の説明がなされています。提案されたイニシアチブの仮称は、「不平等・社会関連財務情報開示タスクフォース」(TISFD)です。

 これまでの取り組みに参加した組織*は現在、多様で包括的なワーキンググループを招集し、イニシアチブのガバナンス構造と今後の活動に情報を提供する世界的な協議・共創プロセスを設計し、管理することを任務としています。協議と共創のプロセスは、2023年の第4四半期に開始され、2024年前半にイニシアチブを開始することを目指しています。

 さらなる発表は、ワーキンググループが設立され次第、まもなく行われます。

* TIFDは、アルゼンチン国際協力ネットワーク(RACI)、事前配布イニシアチブ(PDI)、Rights CoLab、南部不平等研究センター(SCIS)、国連開発計画(UNDP)を含む暫定事務局によって主導されています。TSFDを作成する提案は、包括的成長のためのビジネス(B4IG)連合とその戦略的パートナーであるOECDによって開始されました。統合されたタスクフォースの創設は、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)、包括的資本主義評議会(CIC)、シフト、およびタスクフォースの長期ビジョンに沿った特定の作業群を追求しているその他の投資家および労働者に焦点を当てた組織によってもサポートされています。

出典:https://www.linkedin.com/posts/wbcsd_tisfd-provisional-purpose-name-august-activity-7102564379459506177-DnyE?utm_source=share&utm_medium=member_desktop

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