booost サステナ WEEKLY #240913
booost サステナ WEEKLY（旧 週刊青井）は、booost technologiesの代表青井がネットゼロ、ESG、サステナビリティの分野において、気になるニュースをPickし、皆さんにお届けするコーナーです。
今号のPICK UP
国連：大阪で海面27センチ上昇 温暖化で2050年までに
国連は8月26日、地球温暖化に伴う海面上昇に関する新たな報告書を公表しました。その中で、2050年には20年と比較して、大阪で27センチ、東京で13センチの海面上昇が予想されることが発表されました。
気象庁：今年の夏は異常気象、統計開始以降一番暑かった
気象庁の有識者検討会は、今年の夏は統計開始以降で最も暑い夏になったとしたうえで、「異常気象」であるとの見解を示しました。この夏の平均気温は平年を1.76℃上回り、去年と並んで歴代1位の高温になったと明らかにしました。猛暑日の地点数の積算もこれまで最も多かった去年を2000以上、上回って過去最高になったとのことです。
温暖化ガス、削減未達企業に課徴金
政府は2026年度に本格導入する温暖化ガスの排出量取引制度で、排出削減を達成できなかった企業が他の企業から排出枠を購入しなかった場合に課徴金を課す調整に入りました。温暖化対策に積極的ではない企業に事実上の罰則を設け、取引制度の実効性を高める目的です。
欧州委員会：畜産生産者が自発的に農場を閉鎖するためのオランダの7億ユーロのスキームにゴーサイン
オランダ政府による農家が自発的に家畜農場を閉鎖するための補償制度に関しての記事です。7億ユーロの援助基金は、より持続可能な食料システムを促進することを目的としており、オランダの特定の地域の畜産農家が敷地を閉鎖し、環境の質を向上させるための公正な移行を可能にしています。
このスキームは2029年10月1日まで実施され、ランダの州が指定した優先地域、およびEUの保護地域のNatura 2000ネットワーク周辺の中小規模の農家に適用されます。
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