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「移動」の意味が変わる日々【訪問看護ステーション開設30日目】

利用者さんのお宅を訪問したり、サービス担当者会議に参加するために会場となるご自宅や病院や公共施設にお邪魔したり、ケアマネさんや先輩関係者の皆さんにご挨拶回りしたり、、、


訪問看護って、「移動」時間が多い業態だとはわかっていたつもりですが、、、


ここ数週間の気づきとしては「移動」中の時間の意味が、実体験してみると、それまでの想像とは異なるのだなあ、と実感しています。


それまでは移動は移動、車でも徒歩でも旅と一緒で動くことであたらしい世界や新しい土地を「みちのとち」を知っていくプロセス。


そう思ってました。それだけだとそれがメインの体験することだと思ってました。


でも訪問看護の関係者(訪問看護師として管理者として)として上記のような移動を体験すると、そこに必ず「想い」がついて来るのでした。


さっきの会議の参加者の方のあれこれ、さっき訪問したお宅の利用者さんやご家族あれこれ、さっきお邪魔した居宅介護や包括ケアセンターのケアマネさんの表情や仰っていたこと困っていることあれこれ、、、色々考えるし、色々(勝手ながら)想うわけですね。当たり前ですが、こちらも人間なんで。生活者なんで。


移動が初めて行く場所だと安全運転や知らない土地での駐車場その他のことで頭がいっぱいで、運転に集中してそんなこと考える余裕もなくなるのですが、帰り道やいつもの慣れた道、いつもの慣れたルートを通っていると、、気になったことや不思議だったこと、自分が知らないことや関係者の想いに気持ちが向く(戻る)のでした。


訪問看護師は日々、日常の中で在宅ケアの世界の「ひと」と「みちのとち」をちいさく旅しながら業務をしているのかもしれません。


旅する訪問看護?ちょっと言葉が違う気もするけど、なんかそんな概念というか体験があるような予感がしています。


訪問看護における「移動」がこんな感情を伴ったものだなんて、知らなかったなあ。。。何事も体験・体感・実感が大切ですねえ。


そした探求はつづく。

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車も大事ですが、靴も大事^^。新調したこのおニューギアで主に6つの区(横浜市都筑区・港北区・青葉区・川崎市宮前区・高津区・中原区ほか)を動きまり、歩き回り移動しまくります^^。

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