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bookwill「読書会の約束」を公開します。(2023年5月2日更新)

 イノベーティブな生き方・働き方を応援するリビングラボ「WILL(Women Innovative Living Lab)」を2023年の3月8日(国際女性デー)に始動して、まもなく2カ月を迎えます。
 私たちが運営するブックアトリエ「bookwill」では、1〜2カ月に1回のペースで対話型の読書会を開催。2023年3月、4月と、すでに2回の読書会を開催しました。

 ※WILLの設立趣旨についてはこちらの記事をどうぞ。

 各分野でイノベーティブに活躍する女性をゲストに招き、ゲストが選んだ「テキスト」をめくりながら、世代を超えて思いを交換する。
 女性の生き方・働き方の選択肢が多様化する今、「ありたい姿」の”正解”はどこにもありません。でも、正解のない時代だからこそ、「本」という媒介を通じて、世代や分野を超えて女性たちが「未来」を語れるはず
 そんな希望を胸に、私たちは毎回ワクワクしながら、bookwillを運営しています。

 bookwillが目指すのは、10代の中高生から定年を迎えたベテランの大先輩まで、多世代の女性たちが素直な気持ちや意見を伝え合い、お互いに刺激を交換できる場づくり。

 参加者は会場に着いたらまず、「この場で呼んでほしい名前」を決めます(ネームプレートに書いてもらいます)。
 所属や肩書きはなし。年齢や立場から自由になって、一人の女性としてフラットな心で対話を楽しんでほしいからです。
 一つのテーブルをまあるく囲んで、美味しい珈琲やハーブティーを飲みながら。ゲストが選書に込めた思いを聞き、感想を伝え合い、これからの生き方・働き方について対話を深める時間を過ごします。

 誰もが安心して参加できる環境を守るために、参加者の皆さんには以下の「7つの約束」をお伝えしています。
 (約束の内容は、日々試行錯誤しながらアップデートしていくきます)。


<bookwillの読書会「7つの約束」>

①事前にテキストを読んで、参加しましょう
②お互いに「呼んでほしい名前」を伝えて、呼び合いましょう
③感じたことを自分の言葉で素直に表現しましょう
④多様な感想や意見に耳を傾け、尊重しましょう
⑤未来志向で、建設的な対話の場を共につくりましょう
⑥今日の気づきを自分自身の未来につなげていきましょう
⑦楽しみましょう!

 以上です。

 なお、bookwillは当面、【招待制】で運営しますが、対話内容はnoteやSNSで広く発信していきます。

 各回のテキストは、ゲストとして迎える女性が次世代の女性たちに引き継ぎたいと思う本から選んでいただきます。女性の生き方・働き方をテーマにした著作がある方には、自著を指定していただくこともあります。

 ビジネス書から詩集、小説、エッセイ、絵本。ジャンルもフリーですが、1冊の本を通して湧き出る思いは実にさまざま。そして、その思いは、その人特有の経験や、大切にしたい価値観に紐づくものなのです。

 「本」というニュートラルな媒介によって、多様な女性たちが素直に自分をさらけ出せる。
 そんな場を、ゆっくりと丁寧に、育てていきたいと思います。

 次回の記事では、実際の読書会の様子をご紹介する予定です。どうぞお楽しみに。

 bookwill 管理人 小安美和

(構成/宮本恵理子)