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【オンラインショップ更新】特集 アーノルド・ローベルの絵本

おはようございます!
金曜日のオンラインショップ更新◎
今日は入荷がたくさんあります!

まずは恒例の絵本。
54年の生涯で100冊以上の絵本を手がけ、今なお世界中で愛されているアメリカの絵本作家「アーノルド・ローベル」の絵本を集めてみました〜

今年は代表作「ふたりはいっしょ」の「がまくんとかえるくん」誕生50周年を記念したアーノルド・ローべル展が日本で開催されたこともあり、再び注目されていますよね。

邦訳されたタイトルも多いのですが、絶版になっているものも多く、市場で見つけると嬉しくなる作家のひとりです。
それでは紹介していきます。

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「ふたりはいっしょ」
アーノルド・ローベル 作 
三木 卓 訳
1972年11月 文化出版局 発行

国語の教科書にも載っている「がまくんとかえるくん」シリーズ。
仲の良いふたりの短いお話が5編収録されています。

続き物ではないのでどこからでも読めるのですが、わたしのお気に入りは3つ目の「クッキー」というお話。
がまくんがつくったクッキーがとてもおいしかったので、ふたりしてお皿に山盛りのクッキーをどんどんたべてしまうシーンが印象的なこのお話を読むと、わたしもクッキーがたべたくなります。


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「どろんここぶた」
アーノルド・ローベル 作 
岸田衿子 訳
1971年11月 文化出版局 発行

こちらもとても有名な作品。
黄色いこぶたが主人公です。

こぶたを飼っているおひゃくしょうさんはいいます。
「せかいじゅうで いちばんかわいい こぶただもんなあ。」

こぶたはやわらかいどろんこのなかに沈んでいるのが大好き。
ある日、家の庭からどろんこがなくなってしまったので、
怒ったこぶたは外へ探しにいくのですが……

勇敢なこぶたの、とってもかわいい冒険物語です。


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「ローベルおじさんのどうぶつものがたり」
アーノルド・ローベル 作 
岸田衿子 訳
1981年5月 文化出版局 発行

帯にもあるとおり、1980年度のコルデコット賞受賞作。
(しかも、初版帯付き!)

たくさんのどうぶつが登場するお話がたくさんつめこまれた一冊です。
ワニ、アヒルとキツネ、ライオンの王さまとテントウムシ、エビとカニ、ヒヒ、ほかにもたくさん!

やさしい語り口の童話調ですが哲学的なお話が多く、子どもから大人まで読み物としてたのしめます。
ローベルさんの魅力が伝わるすてきな絵本です。


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「わたしの庭のバラの花」
アーノルド・ローベル 文
アニタ・ローベル
松井るり子 訳
1993年7月 セーラー出版 発行

最後はローベルさんの妻、アニタ・ローベルさんが挿絵を手がけた絵本を紹介します。
彼女は歌手でも女優でも絵本作家でもあり、各方面で活躍された多彩な女性ですが、戦時下で幼少期を過ごし、ユダヤ人強制収容所も経験されたとのこと。

大輪のバラのカバーに惹かれるこちらは、世界中の子どもたちに愛される絵本を世に送り出し続けたローベル夫妻の「庭」に咲いた、一本のうつくしいバラの花からはじまる詩的な物語です。

個人的な見解ですが、彼らの著書の中では少し異彩を放っているというか、めずらしいテイストの作品だと思います。
重版未定となっており、入手困難な翻訳絵本としてお探しの方も多い一冊です。
この機会にぜひいかがでしょうか。


今回はイベント出店でも人気のアンティーク・コレクタブルグッズの洋書も多数入荷しています。

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ヴィンテージプラスチックやセラミック食器の本
時計やお弁当箱やランプや靴の本
アメリカンカントリーな雑貨のコレクション
ヴィンテージファブリックやビーズの本
猫グッズのカタログetc...

眺めるだけでたのしい本がたくさんあります!

新商品は今夜21時に販売開始です。

最後に、次回イベント出店予定⇩
6/13(日)market soko(愛知県名古屋市中区平和町2-16-20高架下倉庫内)
11:00〜19:00
※状況によっては直前で中止または延期の判断がされる可能性があります。
お出かけ前に必ず最新情報をご確認ください。

当店の最新情報は公式インスタグラムから。

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たくさんのご注文をいただけると嬉しいです!
今週もよろしくお願いいたします◎

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