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アウトプットを3倍!インプットはサクッと!

1  動機「なぜこの本を読もうと思ったのか」

・まずタイトルが衝撃!!「10分で読む? アウトプット30分? 無理!」

でも、かっこいい!本はとても大事ですよね。この本を読もうと思ったきっかけは、

・10分で読むって無理じゃないの?でも、面白そう!
・Amazon prime readingで無料で読める!読んでみよう!
・これができたら1日1冊読めるかも!

という3つの理由です。

2  課題意識「この本を読んでどんな課題を解決しようと思っているのか」

・10分でどうやってインプットするのか?時間配分は?
・ビジネス書はいけそうだけど、文学書とか小説とか無理じゃない?
・本読んでいるときに、眠くなるけど、10分なら我慢できるかな?

3  著者の紹介 

筆者は、尾藤克之さん。コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員でもあります。本が16作品もあります。このことからもアウトプット力に優れていることは明確です。
また、note(https://note.com/kbito)やTwitter(https://twitter.com/k_bito)などでもたくさん発信しています。そんなアウトプット力の高い尾藤さんは、どのようにインプットしているのか、興味があり、本を読んでみました。また、Amazon prime readingで無料だったので、読んでみました。

4  本の結論 「ざっとインプット。アウトプットで定着!」

5  本の要点

 ❶ 上の3分の1を読めば大体の内容はわかる!(インプット) 

 主語と述語の重要性について。縦書きの場合、上の3分の1の内容を読めば、大体の内容が掴めることを実験を用いながら説得力を持たせて書いてある。人間は大体で文を判断している。確かに、実験をすると3分の1でも大体の内容が分かった。

【「はじめ」「第一章」「終わり」を読めば、7割の話がわかる】

 ❷ 自分がこの本を読んだ目的は何?明確にしてアウトプットしよう!

 本を読む際には、「目的」が大事。その目的に応じてアウトプットする。

ビジネス書であれば、自分の仕事の仕方で取り入れたいこと。

物語であれば、主人公がどんな出来事を通してどう変わったのか

説明文であれば、「問い」と「答え」は何であるか

また、読み方も大事。

熟読・・・物語を深く読みたい。ただただ、世界観を味わいたい。

精読・・・時間をかけて、正しく内容を掴む。

速読・・・内容だけ、ざっとわかって生活に活かしていきたい。

この本を選んで読んだ目的を意識してインプットし、アウトプットすることが大事だと述べられている。

好きな本だけ。全部、読まなくても良い。嫌いな本はあきらめてよい。

❸ アウトプットすると、自己肯定感も上がる。思い出せる。

 人間は忘れる生き物。読んだ本も忘れてしまう。ただ、記録に残しておくと、思い出セル。読み返すと、記憶が強化される。筆者は、読書日記をおすすめしている。自分でパソコンに打ち込む・ブログに書く・noteに記入するなど方法は、様々ある。

❹ 読む時間は、寝る前の1時間がおすすめ!眠たくなったら、寝よう!

 読書の集中力を上げる方法として、「睡眠」を押しています。読む→寝ることで記憶が強化される。睡眠も大切なので、読書をしていて眠たくなったら寝ても良いというところに筆者の優しさを感じた。

❺  時間を決めてインプット!そして、アウトプット!

 キッチンタイマーを使うことがおすすめ。筆者は、10分のインプット。30分のアウトプット。やればやるほど早くなるらしい!

6  教師としての考え

アウトプットの時間を増やそう!

・読書の時間は、よく本を読みますが、インプットの時間しかありません。圧倒的にアウトプットする時間が少ない。いざ、アウトプットするとなるとみんな大嫌い「読書感想文」。子どもたちは、もはや限界レベルでの嫌悪感を表す。読書感想文という言葉自体が限界?そこで、一人一台タブレット時代になるので、「校内レビュー」はどうだろう?おすすめの本を全校児童にタブレットを通して紹介。そして、いいねボタン👍を貰えばどうか?Amazonレビューなど、レビューが盛んな時代。持久走大会・なわとび大会的な感じで「校内レビュー大会」などがあってもおもしろそう。いずれにせよ、アウトプットを大事にしていく教育活動が必要だと感じている。

段落の関係・主語述語って大事。「大体で読めるかどうかは、段落の関係を捉えることが大事。」速読に必須の要件。速読に必要な力を育む「精読・熟読」は学校の教育活動でしていかなければ、「速読できる子どもに育たない」

定期的に本の紹介をしたい!教師がアウトプットのお手本を!

7  保護者としての考え

やはり読解力が大事。主語・述語が分かれば本の内容はほぼわかる。初めと終わりと第一章で70%くらいはわかる。でも、そのためには主語・述語。小さい頃は、丁寧に主語・述語を学ぶ。それが、応用できれば速読ができる。今日は、速読?今日は、精読?今日は、熟読?と意識してあげることが大事。
本を読んだら、「どんな話だったの?教えて?」意図的にアウトプットをさせる!
読み聞かせをしたら、「どんな話だった?どんなところが面白かった?」意図的にアウトプットさせること。

8  子育てハッピーアクション

・読み聞かせをしたら、「どんなお話だった?」と聞いてみよう。
・何のために本を読んでいるのかを意識させよう。速読?精読?熟読?
・親も本を読んで、本の良いところを子どもにアウトプットしよう。

ぜひ、本を手にとって見てください!


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